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スチームで時短調理できるコンパクトなオーブンレンジ「3つ星ビストロ」

 パナソニックは、時短調理が可能なスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS651」を7月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は72,000円前後(税抜)。

3つ星ビストロ NE-BS651 ブラウン
ホワイト

 「3つ星 ビストロ」シリーズのスチームオーブンレンジ。容量は26Lで、ビストロの上位モデルが30L以上の容量があるのに対し、本体サイズ、庫内容量ともに一回りコンパクトで、1人暮らしや少人数世帯向けのモデルとなる。

 新製品では、3つ星ビストロの最上位モデル「NE-BS1100」と同じ「スピードスチーム機構」を26Lサイズとして初めて搭載した点が特徴。スピードスチーム機構は、素早く多量のスチームを放出することで、時短調理を可能にする。具体的には、蒸し物が約10分、ぎょうざなどの蒸し焼きが約15分で調理できるという。さらに、多量のスチームで蒸しあげる鯛の姿蒸しや中華まんなど調理のバリエーションが広がり、自動メニューは計158種が揃う。

 使い勝手の面では、操作用画面に「カラータッチ液晶」を搭載する。よく使う機能をまとめた「毎日使い」、メニューを検索できる「料理集」、「手動」の3画面から選んで調理の設定ができ、操作しやすいという。

従来のプロペラファンから多翼ファンに変更し、機械室の幅をコンパクトにした

 本体サイズは約500×400×347mm(幅×奥行き×高さ)で、キッチンにすっきりと置けるサイズに抑えた。本体を小型化するために多翼ファンと電源を一体ユニット化し、冷却、断熱設計を効率化したという。

 また、設置時に空ける必要のある本体脇のスペースを従来の4.5cmずつから2cmずつに狭め、背面の壁にぴったり沿わせて設置できるようにした。これらにより、設置体積は同容量の昨年モデル「NE-BS600」よりも約11%コンパクトになった。

 本体重量は16kg。レンジ加熱の最大出力は約1,000Wで、手動モードでは150W~800Wの範囲で調節可能。オーブン加熱の温度は100~250℃。158種の調理メニューを備える。水タンク容量は560ml。カラーはブラウンとホワイト。

3つ星ビストロ NE-BS601

 同時に、スピードスチーム機構とカラータッチ液晶を省略した容量26Lの「3つ星ビストロ NE-BS601」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は52,000円前後(税抜)。カラーはホワイト。

小林 樹