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閉校予定の小学校でプラレールのギネス世界記録達成!
(2013/12/16 11:02)
来年春に閉校が決定している東京都北区の滝野川第七小学校で、14日、土曜日にプラスチックレールのギネス世界記録TMを達成した。プラレールの最長記録に挑んだもので、長さ5.60844km、総数26,667枚のレールの上を、パナソニックの乾電池「EVOLTA」を入れた秋田新幹線E6系スーパーこまちが走行達成した。
閉校前の思い出として、パナソニックとタカラトミーが主催し、滝野川第七小学校の児童と一緒に取り組んだもの。会場となった小学校には、階段や図書室、放送室、渡り廊下体育館など、校内の至る所にプラレールが設置された。
組み立ては、全校児童41名が分担して行なったほか、保護者、OB/OG、パナソニック、タカラトミーの社員が一丸となって、一週間かけて完成させた。作業は細かく、レールがまっすぐな状態で組まれていないと脱線の原因になるため、時には徹夜の作業もあったという。
当日は、朝9時からのオープニングセレモニーから始まり、ギネスブック認定委員立ち会いのもと、10時50分ごろ走行がスタートした。走行中の様子はUstreamで生中継され、児童たちも各教室で、行方を見守った。
校長の北野扶美子氏は、「最後にこんな思い出ができて、本当に幸せです。このプラレールの上は、子供達の想い、保護者、先生の想い、卒業者のみなさんの想い、全てが乗っている」とコメントした。
ギネス世界記録TMを達成したのは、当日15時15分。走行時間は4時間25分34秒だった。今回の挑戦は3回までのやり直しが認められていたが、見事1回での成功となった。
ゴール会場の体育館では、児童を始め先生や保護者も一丸となって、スーパーこまちの帰りを待っており、ゴールの瞬間は体育館が歓喜に包まれた。
【お詫びと訂正】初出時にレール枚数などが誤っておりました。お詫びして訂正させていただきます。