シード・プランニング、お掃除ロボットは2018年に90万台に達すると予測

　調査会社のシード・プランニングは、お掃除ロボットに関する市場調査を行なった。

　お掃除ロボットの市場は、2010年の26万台が、2012年には38万台に拡大した。2012年のメーカーシェアは、iRobot(ルンバ)が73.6%、シャープ(ココロボ)が8.7%、東芝(スマーボ)が6.6%としている。

　出荷台数で見ると、iRobotは28万台、それ以外のメーカーが10万台としている。

　お掃除ロボットの市場は今後も拡大を続けると予測しており、2018年には90万台に達するとしている。これは、2012年の2.3倍にあたる。メーカ別では、iRobotが53万台、その他のメーカーが37万台と予測している。

国内のお掃除ロボット市場規模予測(シード・プランニング作成)

　なお、調査数は400人ながら、お掃除ロボット購入者へのアンケートも行なっている。購入理由は、「便利そうだったから」が60.5%、「掃除が楽になると思った」が50.8%、「面白そうだから」が25.8%の順となっている。また、機能面の満足度は、操作性が81%、性能が72%、吸引力が67%。

　同様に調査数は300人だが、お掃除ロボットを購入しない人へのアンケートも行なっている。購入しない理由は、「価格が高い」「ちゃんと掃除してくれるか心配」「電気掃除機に比べて吸引力が弱そう」の順となっている。

　レポートの全文は、『2013 お掃除ロボットの導入ユーザーと市場動向 』として販売されている。価格は157,500円。書籍版とPDF版が用意されている。