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ネット通販では理美容/調理などの小物生活家電が好調 ――GfK調べ
(2012/12/3 14:27)
GfK Japan(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン)は3日、国内インターネット通販市場における家電/IT製品の販売実績と予想を発表した。
2011年の家電/IT製品のネット通販市場の規模は6,600億円で、2012年には7,000億円を越える見込みとしている。これは、4年前に対し約1.5倍に拡大した計算になる。
また、2011年の商品分類別売上では、テレビを主力とするAV機器が28%、パソコンを主力とするIT関連機器が22%を占め、製品別の1位と2位となった。
一方、店頭販売では2割以上を占める冷蔵庫などの大型生活家電と、携帯電話などの通信関連機器は、設置や回線手続きなどが必要となるため、ネット通販での構成比が低くなっている。
逆に、価格が手頃な理美容家電や調理家電などの小物生活家電の比率が高くなっており、2011年は15%を占め、2012年には17%に達する見込み。GfKでは、手続きが不要で、価格が手頃な小物生活家電はネット通販初心者にも買いやすく、今後も拡大が見込まれるとしている。