キングジム、「ショットノート」のホワイトボードタイプを発売

~手書きした内容をそのままスマートフォンでデジタル化
ショットノート ホワイトボードタイプ

 キングジムは、ホワイトボードに手書きした内容をスマートフォンでデジタル化できる「ショットノート ホワイトボードタイプ」を2月7日より発売する。希望小売価格は8,925円。

 専用のノートとスマートフォンの専用アプリ「SHOT NOTE」を使って、手書きのメモをデータ保存できるショットノートの新製品。従来は、メモ帳やノートタイプの製品がラインナップされていたが、要望が多かったとして、今回ホワイトボードタイプを新たに発売する。

 ホワイトボードに手書きした内容を、専用アプリを使ってスマートフォンで撮影すると、内容をそのままデータ化し、スマートフォンに保存できる。保存したデータはそのままメールで送ることができるほか、「Twitter」や「Dropbox」などに投稿して保存・共有できる。会議などで打ち合わせした内容をそのまま情報共有できるため、議事録の作成などに便利だとしている。

 専用アプリ「SHOT NOTE」は、ボードの四隅に配置されているマーカーを読み取って、台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行なう。ボード上部には、自動文字認識で読み取り可能な日付/データ番号の入力スペースが用意されており、スマートフォンに取り込んだデータは、日付や番号で整理・分類される。アプリはiOS用とAndroid用が無償でダウンロードできる。

 なお、ホワイトボードに書き込む時のペンは、市販のホワイトボード用のペンを使用。本体にペンは付属しない。

 ホワイトボードは、裏面がマグネット加工されており、スチール製の壁などに張り付けて使うことができ、使用後は丸めてコンパクトに収納できる。また、スマートフォン撮影時に蛍光灯などの照明の映り込みを防ぐため、表面には特殊マット加工を施している。

 本体サイズは600×800mm(横×縦)。本体には専用のイレーサー(文字を消すためのもの)が付属する。





(阿部 夏子)

2012年1月11日 15:32