パナソニック、吸引力が持続するサイクロン構造のスティッククリーナー

MC-SU200J

 パナソニックは、吸引力が持続するサイクロン構造を採用したスティッククリーナーサイクロン式スティッククリーナー「スティックタイプ掃除機 MC-SU200J/MC-SU100A」の2機種を12月15日より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格はMC-SU200Jが2万1千円前後、MC-SU100Aが1万5千円前後。

 スティック型のサイクロン掃除機で、効率的にゴミを圧縮し、舞い上がりを防ぐ「パワープレスサイクロン」構造を採用した点が特徴。

 「パワープレスサイクロン」構造とは、同社のサイクロン式掃除機の上位モデルに搭載されている遠心分離方式の集塵機構。

ダストボックスに独自のくびれを設けた「パワープレスサイクロン」構造

 ダストボックス中央部にくびれを設けることで、内部の圧力を高め、空気と遠心分離したゴミを、瞬時に集塵部に溜め、圧縮して舞い上がりを抑える。このため、メッシュフィルターをクリーンに保ち、ダストボックスにゴミがない状態から、ゴミすてラインにゴミが溜まるまで、風量を99%以上持続するという。

 ゴミ捨ては、ワンタッチで可能になった。ゴミ捨ての際にボタンを押すと、ダストボックスの底部の蓋が開き、直接ゴミに手を触れずに廃棄できる。また、普段の手入れでは、ゴミ捨て前にダストボックス上部の「回転グリップ」を3回転以上回すことで、フィルター掃除を行なう。

 さらに、部屋の隅や家具の隙間も掃除しやすいよう、ノズルを外して直接掃除できる「スポッとハンドル」と、「伸びるホース」も備えた。スポッとハンドルは2段階に伸縮が可能。

イオン軽走パワーノズル

 MC-SU200Jではノズルに、フローリングをふき掃除したように掃除できるというイオンプレート搭載の「イオン軽走パワーノズル」を備える。イオンプレートとブラシが摩擦することによって、マイナスイオンが発生し、床上の微細なホコリを除去するという。MC-SU100Aではフローリング拭き掃除機能は省略されている。

 MC-SU200Jの本体サイズは最大250×288×1,006mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.4kg。吸込仕事率は250W。消費電力は950W。運転音は最大約69dB。集塵容量は0.5L。電源コードの長さは5m。本体カラーはブラック。

 MC-SU100Aの本体カラーはブラック、ホワイト、レッド。

MC-SU100A ブラックホワイトレッド
MC-BJX3

 このほか、コードレスタイプのスティッククリーナー「充電式掃除機 MC-BJX3」も発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は1万3千円前後。

 充電式のコードレススティッククリーナーで、本体質量が約2.4kgと軽量な点が特徴。取り回しが軽く、出し入れしやすいという。また、コードが椅子やテーブルに絡まることがなく、気軽に部屋を掃除できるため、1人暮らしの方や、2台目の掃除機向けとしている。

壁際までゴミが取れる「ガバとりパワーブラシ」

 ブラシには、壁に当たると前部が開き、壁際までゴミが取れる「ガバとりパワーブラシ」を採用。

 運転モードは「強/弱」2段階で設定できる。充電時間は約8時間で、連続使用可能時間は、強で約10分、弱で約13分。

 本体サイズは最大252×182×945mm(同)。集塵容量は0.5L。運転音は最大65dB。なお、交換用のニカド電池の希望小売価格は4,830円。






(小林 樹)

2011年11月9日 13:32