三洋、eneloopがワイヤレスで充電できるキャリングケース
~Qi規格に対応の充電パッドで使用可
三洋電機の「単3・単4形ニッケル水素電池専用 充電機能付キャリングケースセット N-WL01S」。写真の充電パッドは、パナソニックが6月24日に発売する「チャージパッド QE-TM101」 |
三洋電機は、ワイヤレス充電の国際規格「Qi(チー)」に対応した充電パッドでニッケル水素電池が充電できるキャリングケース「単3・単4形ニッケル水素電池専用 充電機能付キャリングケースセット N-WL01S」を、7月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,000円前後。
単三、単四形のニッケル水素電池が2個投入できるキャリングケース。Qi規格に対応した充電パッドに載せることで、ニッケル水素電池が無接点で充電できる点が特徴。コンセントを抜き差しするなどの手間が省けるという。充電完了後は、電池のショートを防ぐキャリングケースとして使用できる。
充電時は充電パッドの上にケースを載せるだけ | ケース内部。単三と単四形が投入できる |
充電時間は、同社のニッケル水素電池「eneloop」の場合、単三が約180分、単四が約70分。1個でも2個でも、充電時間は変わらない。また、「eneloop lite」、「eneloop pro」、「eneloop plus」など、すべてのeneloopシリーズの充電にも対応する。
Qi規格に対応した充電パッドとしては、パナソニックの「チャージパッド QE-TM101」が6月24日に発売される予定となっている。
本体サイズは73×34×26mm(幅×奥行き×高さ)で、電池なしの場合の重量は約30g。単三型のeneloop2本が同梱される。本体カラーはブラックとホワイト。
無接点充電の仕組み。パッドとケースの間に発生する電磁誘導で充電する | 「Qi」規格に準拠したパッドであれば、メーカーや機種に関係なく充電できる | 製品の概要。ほかのeneloopシリーズの充電にも使える |
(正藤 慶一)
2011年6月9日 13:14
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