シーメンス、防水防塵補聴器「AQUARIS」

~アシカとシンクロナイズドスイミングでお披露目
防水防塵補聴器「AQUARIS」

 シーメンス ヒアリング インスツルメンツ(シーメンス補聴器)は、防水防塵補聴器「AQUARIS(アクアリス)」を6月15日に発売する。

 価格は上位機種の「AQUARIS 701」が片耳で42万円、両耳で71万4千円、下位機種の「AQUARIS 501」が32万円と54万4千円。

 AQUARISは、防水防塵の国際保護等級IP57に合格しており、水に沈めても影響がないほどの高い防水性を持っている。日常生活では、入浴やシャワー、洗顔など水を使う場面が多く、従来の補聴器では、そのつど取り外す必要があり、補聴器のユーザーは入浴時に家族の声が聞こえないなどの問題があった。

 代表取締役社長のベルント・ウェーバー氏によれば、ライフスタイルがアクティブな方向に広がり、補聴器のユーザーでも普通のことが普通にできるようにしたいという発想から、この製品は生まれたという。また、高温多湿な日本でフィールドテストされた、日本市場向けと言って良い製品であると語った。

 発表会は水族館「エプソン品川アクアスタジアム」で行なわれ、アシカや、シンクロナイズドスイミング北京オリンピック日本代表の石黒由美子さんを交えて、AQUARISの防水性を表現していた。

 以下、発表会の模様を写真とキャプションでお届けする。

実機の展示コーナー代表取締役社長のベルント・ウェーバー氏は、なんと日本語で挨拶されたウェーバー社長がAQUARISをリングに取り付けて、アシカくんに投げる
ちゃんと、首にかかったところ喜んだアシカくんは水に入って力泳。でもAQUARISはちゃんと動きましたマーケティング部の竹田和浩部長が製品の機能を説明
日本の補聴器市場は48万台もあるという補聴器は高度な症状の人ほど使用率が高い。逆に言えば、軽度な人は使うのに抵抗感を持っているAQUARISは、高温多湿の日本でテストされた
アクティブな活動の際も補聴器を意識しなくてよい他社製の防水補聴器に比べても、防水性に優れているという製品テストの動画の1シーン。このようにホコリを吹き付けられても大丈夫
同じく、水を強くかけても大丈夫カラーバリエーションは5色展開石黒由美子さんは、幼少時の交通事故からの回復と、オリンピックという夢を実現する過程について語った
耳にAQUARISを装着してみせたアシカプールでのシンクロナイズドスイミングアシカくんも追随して芸を見せる
笑顔を見せるみなさん最後に記念撮影撮影中は、まじめな表情を崩さないアシカくん





(伊達 浩二)

2011年6月2日 00:00