パナソニック、調光/調色/配光切り替えができるLEDシーリングライト

~“シアター”や“勉強”など生活シーンを演出
EVERLEDS LEDシーリングライト

 パナソニックは、明るさと色、配光を切り替えて生活シーンを演出するLEDシーリングライト「EVERLEDS(エバーレッズ) LEDシーリングライト」など4機種を、3月18日に発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、12畳用の「HH-LC700A」が75,000円、10畳用の「HH-LC600A」が70,000円。

 天井に全体照明として設置するLED光源のシーリングライト。下向きに光を放つ直接光と、壁面へ4方向に点灯する間接光を備えており、これらを調光・調色し、また間接光の配光を切り替えることで、「普段のあかり」「くつろぎ」「シアター」「勉強」といった、4つの生活シーンに合わせた照明を演出できる点が特徴となる。操作は、すべて付属のリモコンで行なう。

直接光と間接光の2種類の光を備える操作はすべてリモコンで行なう
配光設計。直接光は拡散カバーで光を広げている直接光部分のカットモデル。四角形の内側に向かって光を放っている間接光

 「普段のあかり」は、直接光と間接光の調光と光色が任意で調節可。調光は100%から約5%まで、調色では昼白色から電球色まで、それぞれ自由に選択できる。夏場や朝方は、昼白色でさわやかな雰囲気を、冬場は電球色で暖かい雰囲気が演出できるという。

「普段のあかり」の昼白色電球色。直接光と間接光はともに色が変わる

調光しているシーン
調色しているシーン

 「くつろぎ」は、直接光を消灯し、間接光のみとなるモード。調光も可能で、部屋のくつろぎ感を高め、リラックスできる雰囲気が演出できるという。

 「シアター」は、間接光のテレビ方向のみを点灯するモード。テレビの裏側の壁面を照らすことで、ホームシアターに適した空間が演出できるあかりとなる。光はテレビに適した明るさに設定されており、調光・調色には対応していない。

 「勉強」は、部屋全体を明るく照らすことで、勉強や読書に適した明かりを確保するモード。光色は直接光・間接光とも、昼白光100%に加えて10%の電球色が含まれているという。

「くつろぎ」の明かり。直接光は消灯しており、間接光だけが点灯する。間接光は調光可。光色は電球色のみとなる
「シアター」は、間接光のテレビ向きの部分だけを点灯する
「勉強」のあかり。よく見ると「普段のあかり」の昼白色に、赤みが加わっている
自動調光するエコナビモードも搭載。新たに自動消灯/点灯機能が加わった

 また、部屋の明るさを検知して、外光が届く昼間には自動で明るさを調節する「エコナビ」モードを搭載。自動調光の範囲は、従来の蛍光灯モデル「スパイラルパルックシーリングライト」よりも広がり、100%から約5%までとなった。さらに、点灯しなくても部屋が十分に明るい場合は、自動的に消灯し、暗くなったら自動点灯する機能も追加された。

 定格寿命は約40,000時間。従来のスパイラルパルック蛍光灯と比べて約2倍に伸びたという。

 消費電力、ならびに光束は未定。平均演色評価数はRa80以上。リモコンには手元が照らせる「手元灯」、外出時に点灯し、在宅が装える「るすばんタイマー」機能も搭載する。

 このほか、調色機能がない昼白色モデルも2機種発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、12畳用の「HH-LC700N」が55,000円前後、10畳用の「HH-LC600N」が50,000円前後。

発表会に出席した女優・タレントの三船美佳さん。「日々の生活が楽しく、ますます素敵な空間が増えると思いました」

 発表会に出席した、女優・タレントの三船美佳さんは、EVERLEDSのLEDシーリングライトについて「テレビの特番を収録した後は目が疲れますが、真っ暗にするわけにもいきません。体調に合わせて切り替えられるのは良いですね」とコメント。さらに、「くつろぎ」モードについては「家でおしゃれなレストラン気分が味わえますね」と評価した。






(正藤 慶一)

2011年1月26日 18:03