東芝、全304パターンから好みの光が選べるLEDシーリングライト

~明るさセンサーで自動減光する省エネ機能も

 東芝ライテックは、全304種類の調光/調色ができるLEDシーリングライト6機種を、12月6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、6畳用が35,000円前後、8畳用が45,000円前後、12畳用が55,000円前後。

LEDシーリングライト ダークブラウンピュアホワイト

 天井に取り付ける薄型のLEDシーリングライトで、付属のリモコンを使って、調光と調色ができる点が特徴。調光は100~1%、調色は電球色から昼光色まで21光色が選択可能。これらを組み合わせることで、全304パターンから好みの光が演出できるという。また、常夜灯にもLEDを採用しており、6段階の調光が可能となっている。

 省エネ機能としては、内蔵のセンサーが室内の明るさを感知し、自動で明るさを調節する「楽エコ」センサーを搭載。たとえば、外光などで室内が明るい場合には、自動で減光する。これにより、センサーオフの100%点灯状態と比べ、約54%の省エネが図れるという。

生活シーンに合わせて、調光/調色できる点が特徴
自動で明るさを調節する「楽エコ」センサーを搭載する

 また、本体には新開発の導光板を採用。LEDの光が均一になり、発光面は広範囲でムラが少なくなるという。

 デザイン面では、40,000時間という長寿命を活かした「LED一体形パネル」構造を採用。パネル内に虫やホコリの入るスキマを省いたデザインになっている。このため、照明器具のカバーを外して掃除をする手間が省けるという。また、厚さは44mmという薄型デザインとなっている。

 リモコンは調光/調色のほか、ON/OFFの操作も可能。さらに、指定時刻に合わせたON/OFFタイマーや、予約時刻の30分前から徐々に点灯する「おめざめタイマー」、残り10分になると段階的に暗くなる「おやすみタイマー」も設定できる。おやすみタイマーでは、“心地よいおやすみ”を演出するため、最後の5分間は光色が電球色に変化する。

 本体サイズは569×550×44mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.3kg。消費電力は47/60/92W(6/8/12畳用)。器具光束は2,770/3,660/5,490lm(同)。天井に引掛シーリングがあれば、工事不要で簡単に取り付けられるという。





(正藤 慶一)

2010年11月24日 17:47