大和ハウス、“国内初”家庭用リチウムイオン蓄電池付きのモデルハウス


スマ・エコハウスに導入される家庭用リチウムイオン蓄電池
 大和ハウス工業は、家庭用リチウムイオン蓄電池を備えたモデルハウス「SMA×Eco HOUSE(スマ・エコハウス)」の実証実験を、7月10日より埼玉県春日部市の「埼玉県春日部住宅展示場」と、愛知県名古屋市の「メ~テレ八事ハウジング」で開始すると発表した。

 スマ・エコハウスは、エネルギーを賢く使うことをコンセプトとしたモデルハウス。太陽光発電システムやLED照明といった設備に加え、リチウムイオンの蓄電池でエネルギーを蓄えたり、家庭内のエネルギーを把握し制御するHEMS(ITなどの技術を駆使して住宅のエネルギーを管理し省エネするシステム)技術を利用することができる。同社では、リチウムイオン蓄電池を採用したモデルハウスは国内初としている。



春日部の住宅展示場にオープンするモデルハウス「xevoEDDI」メ~テレ八事ハウジングの「xevoFU」

 モデルハウスで使用される家庭用リチウムイオン蓄電池は、エリーパワー株式会社製。蓄電池システムの総合効率の確認や、太陽光発電システムと連動した動作確認などの実証実験が行われる。

 太陽光発電など再生可能なエネルギーは、天候による出力変動などで、電力の安定供給が難しいというデメリットがある。そのため現在、電力の需要と供給を自動で最適化する次世代型電力送電網「スマートグリッド」が注目されているが、同社ではスマートグリッドを実現するうえで、家庭用の蓄電池技術が、天候などによる影響を最小限にできるとしている。また、原油などエネルギーの価格の変動による家計の影響も低減し、自然災害や停電時などの電力源としても使用できるという。

 モデルハウスではまた、エネルギーを“見える化”する同社独自のエネルギーマネジメントシステム「D-HEMS」も採用。さらに照明では、照明家の豊久将三氏の監修による、ライン光源をベースとした眩しさを軽減する照明デザインを取り入れている。
エネルギーの消費量を示すマネジメントシステム「D-HEMS」
照明はLEDを採用。日中と夜で異なる色を演出する

 埼玉県春日部住宅展示場の所在地は、埼玉県春日部市谷原2-2-6。モデルハウスの商品名は「xevoEDDI(ジーヴォ・エディ)」。延床面積は254.86平方m。

 メ~テレ八事ハウジングの所在地は、愛知県名古屋市昭和区八事本町16。モデルハウスの商品名は「xevoFU(ジーヴォ・フー)」。延床面積は247.27平方m。



(正藤 慶一)

2010年6月23日 16:11