シャープ、省エネ性能が向上した左右両開きの冷蔵庫

~高濃度プラズマクラスターイオンも搭載


どっちもドア冷蔵庫 SJ-KW422-S
 シャープは、省エネ性能が向上した容量416Lの冷蔵庫「どっちもドア冷蔵庫 SJ-KW422-S」を、7月10日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万8千円前後。

 冷蔵室のドアが右にも左にも開く「どっちもドア」シリーズの最新モデルで、庫内容積416Lの冷蔵庫。従来機種「SJ-KW42R-S」と比べ、電動機の省エネ性能が向上した点が特徴で、定格消費電力は120Wから100Wに減少した。これにより、年間消費電力量も480kWhから420kWhに、年間の電気代の目安も10,560円から9,240円に抑えている。また、2010年の省エネ基準達成率も107%から122%に向上している。

 そのほかの機能は従来機種と同じ。庫内の浮遊菌や付着菌を除去分解するという「高濃度プラズマクラスターイオン」や、食材に風を当てないことで食材の水分を保つ「パネル冷却」といった機能を備えている。また野菜室では、ラップなしでも野菜をみずみずしく保てるという「うるおい収納ボックス」を、冷凍室では、通常の約3倍のスピードで一気に冷やす「おいそぎ冷凍」や、霜付きや細胞の破壊を抑えるために低温で冷凍する「冷温冷凍」機能も備える。

 本体サイズは600×641×1,795mm(幅×奥行き×高さ)で、設置に必要な最小スペースは610×665×1,845mm(同)。重量は78kg。各室の容量は、冷蔵室が205L、冷凍室の上段が26L、下段が90L。野菜室が77L。アイスルーム(製氷室)が18L。運転音は約20dB。本体カラーはシルバー系。なお、従来機種と比べると、冷蔵室の容量は2L少なくなっている。

 SJ-KW422-Sを購入した際のエコポイントは9,000点。



(正藤 慶一)

2009年7月10日 00:00