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東芝、9段階でお米の食感を変えられるIHジャー炊飯器

 東芝ホームテクノは、お米の銘柄や料理、好みに合わせて食感を9段階で変えられる真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWK」と「RC-10ZPK」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。予想実勢価格は順に、14万円前後、12万円前後。

 なお両モデルの違いは、スマートタッチパネルの採用/非採用、内釜の保証期間、本体質量など。炊飯コースの種類や、炊き分け機能などは共通している。

真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10ZWK」
同「RC-10ZPK」

 ご飯の弾力と粘り具合を「しゃっきり」から「もちもち」まで、9段階で変えられる「かまど名人」コースを搭載した、炊飯容量1L(5.5合)の炊飯器。同社によれば、お米の銘柄や料理、好みなどに合わせて、炊き上がりの食感を変えられる楽しさの幅を広げたという。あわせて従来モデルから搭載されている「玄米」、「玄米おかゆ」コースに、新たに「麦ごはん」コースが追加された。

 内釜は、熱をすばやく全体に伝える羽釜本来の丸みと羽を、溶湯鍛造技術によって成形した「備長炭かまど本羽釜」を採用。上部に空間を設けた内釜設計により、炊飯時に連続加熱、連続沸騰が可能。新製品では、釜底の厚みを変えて、よりすばやく加熱できるとする。

内釜には熱をすばやく全体に行き渡らせる「備長炭かまど本羽釜」を採用。釜底の厚みを変更し、よりすばやい加熱が可能に。RC-10ZWKの釜底の厚みは7mm
真空技術により、すばやい給水を実現した「真空ひたし」と、連続加熱、連続沸騰による「沸騰うまみ炊き」で、お米本来のおいしさをたっぷりと引き出す

 RC-10ZWKの本体サイズは、274×364×248mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは8.8kg。最大炊飯容量は1.0L(5.5合)。消費電力は1,420W。

リーズナブルモデルもラインナップを一新

 ほかに、5段階で炊き分けられる真空圧力IHジャー炊飯器「RC-10VXK」「RC-18VXK」、鍛造かまど銅釜を採用した「RC-10VSK」「RC-18VSK」を7月上旬に発売。鍛造かまど銅釜を採用した「RC-10VRK」「RC-18VRK」を6月中旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。予想実勢価格は、30,000円前後〜68,000円前後。

「RC-10VXK」と採用内釜
「RC-10VSK」と採用内釜
「RC-10VRK」と採用内釜

河原塚 英信