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タイガー、遠赤効果を高めた「プレミアム本土鍋」で炊きあげる高級炊飯ジャー「The 炊きたて」

 タイガー魔法瓶は、内鍋に本物の土から作った本土鍋を採用した土鍋圧力IH炊飯ジャー「The炊きたて JPX-062X」(3.5合炊き)と、「The炊きたて JPX-102X」(5.5合炊き)を、6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、12万円前後、13万円前後(税抜)。

The炊きたて「JPX-062X」、「JPX-102X」

 遠赤効果の高い遠赤釉薬を使った土鍋、「プレミアム本土鍋」を採用したIH炊飯器。この「プレミアム本土鍋」と新開発の内蓋、200℃以上での蒸らし工程により、甘みを凝縮し、香りを引き出す「香り炊き」を実現したという。

遠赤釉薬を使うことで蓄熱性を高めた「プレミアム本土鍋」をはじめ、「つや艶内ふた」、「高温蒸らし」など新設計、新機能が追加された

 また、従来モデルから継承した「麦めしメニュー」には、より健康効果が期待されている「もち麦メニュー」が美味しく炊ける専用メニューを追加。「もち麦」と「押麦」の専用メニューを搭載したことで、2種類の大麦に合わせた炊飯プログラムでニオイを抑制できるとする。

麦専用計量カップを付属するほか、麦めし専用の水目盛りを採用。麦めしを簡単に美味しく炊ける

 その他、加圧と減圧により米をふっくらもちもちにする「可変W圧力」や、人が近づくと操作部が浮かび上がる「モーションセンサー&タッチパネル」、米の質に合わせてごはんの仕上がりを調整できる「米(マイ)チューニング」機能などを、従来モデルより継承する。

1.25気圧で炊き上げ、炊き上げ直後には1.05気圧まで減圧。約280℃の高温炊き上げにより、米をふっくらもちもちにする
人が近づくと操作部が浮かび上がる「モーションセンサー&タッチパネル」を採用。「音声ガイド」による操作確認も可能だ

 5.5合炊きの「JPX-102X」の本体サイズは、265×309×233mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約7.4kg。最大消費電力は1,300W。年間消費電力量は82.1kWh/年。本体カラーは、シルキーブラックとフロストホワイトの2色。

下位機種にも新製品が発売

 また、下位機種として内なべに本土鍋を採用した「炊きたて JKX-V102」(5.5合炊き)と「JKX-V152」(8合炊き)が同時発売される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、90,000円前後、92,000円前後。

炊きたて「JKX-V102」、「JKX-V152」

河原塚 英信