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東芝、好みに合わせて11通りに炊き分けられる高機能炊飯器

 東芝ホームテクノは、好みに合わせてお米の炊き分けを11通りから選べる「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWL」を9月中旬より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は11万円前後(税抜)。

「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWL」

 釜の内部を真空状態にして、米の芯まで素早く吸水させる「真空αテクノロジー」と、炊飯時に圧力をかける「圧力可変コントロール」により、ごはんの甘みと粘りを引き出す「合わせ炊き」を採用した高級炊飯器。2017年モデルでは本体の大きさを約26%コンパクト化し、使い勝手を向上させたほか、同炊飯器でおすすめの「かまど名人コース」において、炊きあがりの食感を「しゃっきり」から「もちもち」まで全11通りから選択できるようにした。

東芝独自の「真空αテクノロジー」。釜の内部を真空状態にして、米の芯まで素早く吸水させる
本体サイズは昨年モデルより約26%コンパクトになった

 さらに新たな機能として、「甘み炊きコース」を新たに搭載した。独自の真空αテクノロジーにより、米に水がしっかり吸水されてからゆっくり加熱することで甘みが約12%向上した。甘み炊きコースでは、「しゃっきり」「おすすめ」「もちもち」の3通りの食感炊き分けも用意しており、好みに合わせた炊きあがりを楽しめる。

 そのほか便利な機能として、食物繊維やビタミンB1が白米よりも豊富な玄米を、白米と混合して炊ける「白米混合コース」を搭載。玄米の吸水を促しながら白米も糊化せずに吸水させることで、玄米と白米の食感の差が少なくなるようにバランスよく炊き上げる。

 内釜は、釜底7mmで、羽釜の形状にならった釜底60°の丸みを設けた「備長炭かまど本羽釜」を採用。大火力で連続加熱・連続沸騰させることで米の旨み成分を引き出し、米の表面をコーティングする。

操作は本体天面で行なう
お手入れのしやすいステンレスクリーンフレームを採用

 本体サイズは245×328×228mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約7.2kg。消費電力は1,420W。本体カラーはグランホワイトとグランブラックの2色。

本体カラーはグランホワイトとグランブラックの2色