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シャープ、100平方mの大空間にも対応するプラズマクラスター空気清浄機

プラズマクラスター空気清浄機 FP-140EX

 シャープは、大空間向けの「プラズマクラスター空気清浄機 FP-140EX」を、11月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16万5,000円前後(税抜)。

 適用床面65畳(107平方m)の空気清浄機。吹き抜けリビングの家庭や個人事業者のオフィス、飲食店などの大空間に適しているという。従来、大空間向けの空気清浄機は工事が必要など、業務用のモデルが主流だったが、FP-140EXは家庭用の空気清浄機と同様に工事不要で使用できる。

 大空間に対応するため、ファンとモーターを2基搭載し、14立方m/分の大風量を実現。フィルターは、0.3μmの粒子を99.97%以上集じんできる静電HEPAフィルターと、高性能脱臭フィルターも2枚ずつ搭載している。これにより、AHAM(米国家電製品協会)の集じん性能基準「CADR」において、「タバコの煙/ホコリ/花粉」全ての項目で最高値を獲得した。8畳の部屋であれば約5分で清浄できるという。

内部構造。ファン、モーター、フィルターいずれも2基ずつ搭載し、大風量をを実現
100平方mの大空間に対応する
集じん性能は「タバコの煙/ホコリ/花粉」全てで最高値を獲得

家庭用とオフィス用の中間で、さらなるユーザーを拡大

シャープ 健康・環境システム事業本部 空調・PCI事業部 第二商品企画部長 冨田 昌志氏

 シャープ 健康・環境システム事業本部 空調・PCI事業部 第二商品企画部長 冨田 昌志氏は、大空間向けの展開について次のように語った。

 「シャープはこれまでにもプラズマクラスター搭載商品を販売してきましたが、さまざまなニーズに対応するためラインナップを拡充しています。第1弾としてデザインを重視した『S-Style』シリーズを8月に発表し、今回は第2弾として大空間向けを展開します。家庭用とオフィス用の中間にあたる製品で、さらにユーザーを拡げていく予定です。大型の空気清浄機は市場規模はまだ小さいですが、需要のあるモデルだと見込みます」

プラズマクラスター搭載商品のラインナップを拡充している。第1弾はデザインを重視した「S-Style」シリーズ
第2弾は大空間向けで家庭用とオフィス用の中間に当たる

プレフィルター自動掃除機能を搭載

 オフィスや店舗において、プレフィルターの手入れが行き届かないことが多いことを背景に、手入れのしやすさにもこだわったという。FP-140EXでは、集めたホコリを自動でダストボックスに回収する「プレフィルター自動掃除」機能を搭載。

 同機能では、自動掃除設定をONにすると、48時間ごとにプレフィルターが上下に動き、掃除ブラシが表面のホコリを取り除く。ホコリによる集じん性能の低下を抑えられるという。ダストボックス内のゴミ捨ては約6カ月に1回が目安で、手入れの手間を大幅に低減した。また、ダストボックスは水洗い可能。

「プレフィルター自動掃除」機能を搭載
水洗い可能なダストボックス。ゴミ捨ては6カ月に1回が目安
操作部。自動掃除をONにしておけば48時間に1回プレフィルターの自動掃除が始まる

 大風量を実現しながらも、静音性にも着目。ファンとモーターを2基ずつ搭載することで各々の回転数を抑えた。このほか、摩擦抵抗が小さいトンボの羽根の形状を応用したネイチャーファンの採用や、風路構造を細かく見直すことで、運転音を最大時で55dB、最小で26dBを実現。広い空間を快適に浄化するという。

 タバコのニオイやウィルスなどに効果がある、独自の「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載。プラズマクラスターイオン発生ユニットを2基搭載し、フィルターでは取れない付着したタバコのニオイの消臭に加え、ウィルスやカビ菌を抑制する。プラズマクラスターイオン発生の適用床面積は約39畳(65平方m)。

風路構造などを見直し、静音性を高めた
高濃度プラズマクラスター25000で、フィルターでは取れなかったニオイや菌を抑制

 このほか、センサーで汚れ具合を判別して知らせる機能を搭載。「高感度ホコリセンサー」と「ニオイセンサー」で、ホコリやニオイ、PM2.5のレベルを判別して知らせ、風量を自動で調節する。

 本体サイズは、549×327×818mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約21kg。消費電力は7.7W〜123W。本体カラーはホワイト系。

(西村 夢音)