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クラウドファンディング家電〜スマホで調整できるデジタル焙煎機

IKAWA「Home Coffee Roaster」

  「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。ここでは、クラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 美味しいコーヒーの追求は奥深く、時間のある休日にはフライパンで豆を煎るところから始める、なんて人もいる。だが毎朝、焙煎してコーヒーを飲むというのは、手間や時間を考えると難しい。

 今回紹介するのは、気軽に焙煎できるコーヒー用のロースター。現在、アメリカのクラウドファンディング「Kick Starter」で、開発資金を募集中のIKAWA社の「Home Coffee Roaster(ホーム・コーヒー・ロースター)」だ。

スマートフォンアプリで詳細を設定し、豆を投入すれば3〜10分で焙煎完了

 まずは本機とつなげたスマートフォンで、好みの淹れ方 (フレンチプレス/ Pour-over/エスプレッソ/モカエキスプレスなど)を選択。さらに焙煎具合を選んだら、上部にある入口に未焙煎のコーヒー豆を入れる。あとは3〜10分で、焙煎が完了する。なお、対応スマートフォンはiOSまたはAndroid端末で利用可能。

スマートフォンの専用アプリ画面

 基本的な焙煎レシピが用意されているが、ユーザーがロースト時間や温度などをカスタマイズすることもできる。さらに、作った焙煎レシピは、フェイスブックやツイッターはもちろん、同社の専用サイトを通じて共有することが可能。焙煎方法をオススメしたり、ほかのユーザーのオススメするレシピを即座に真似できるのも魅力だ。

 本体サイズは130×305×240mm(幅×高さ×奥行き)で、重量は約4.3kg。220-240V(50/60Hz)のモデルと、日本でも使用可能な110-120V(50/60Hz)の2モデルがラインアップされている。

 目標の資金調達額に達しているため、製品化に向けて準備が進められているはず。想定価格は750ポンド(日本円で約13万円)だが、現在は500ポンド(約92,000円)以上を出資すれば、製品が来年2月に届けられる予定。

 デジタル制御により、設定した煎れ具合を正確に実行してくれる焙煎機。より自分好みのコーヒーが、探求しやすくなるはず!

スマートフォンやタブレットの専用アプリで焙煎時間や温度を設定する
まだ緑色の未焙煎豆を、本体上部の入り口に投入
スタートボタンを押せば、スマートフォン経由で設定した時間や温度で焙煎しはじめる

(河原塚 英信)