50歳以上の女性が使いやすい「Jコンセプトシリーズ」の冷蔵庫

新しい庫内レイアウトを採用した冷蔵庫「NR-JD5100V」

　パナソニックは、50歳以上の女性が使いやすいレイアウトを採用した容量500Lクラスの冷蔵庫「NR-JD5100V」を2015年2月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は現時点で未定。

　50代、60代をメインターゲットとした家電「Jコンセプトシリーズ」の製品。50歳以上の日本人女性が使いやすいように、庫内レイアウトを配置した点が特徴。本体は、身長152cmの女性が使いやすいように設計されており、冷蔵室のドアの高さは、身長152cmの女性が肘を曲げた高さ約90cmを考慮して、88cmに設定。従来の冷蔵庫に比べて、低い位置で物の出し入れができ、背中や肘への負担が少ないという。

身長152cmの女性のウエストラインを考えた設計を採用

目線や取り出しやすさも女性の身長を意識した

ドアの位置は従来製品に比べて低めの高さ88cmに設定している

　また、野菜室を冷蔵室下の中央に配置。重い野菜も出し入れしやすいという。ドアの数は、一般的な冷蔵庫に比べて少ない4枚とした。「色々な機能を全て搭載するというよりは、本当に必要な機能だけを選んだ」(担当者)という。

　本体機能では、野菜室の湿度をフィルターでコントロールする「モイスチャーコントロール」、-3℃の微凍結状態で、肉や魚の鮮度を維持する「微凍結パーシャル」機能などを備える。

　各室の容量や、本体サイズなどは現時点でまだ確定していない。本体カラーはホワイト。

野菜室は庫内中央に配置

湿度をコントロールするモイスチャーコントロールを野菜室に搭載

モイスチャーコントロールでは、湿気が過剰な時には放出し、湿度が下がった時には湿度を逃さずに保湿する

同社の冷蔵庫、上位機種にも搭載されている「微凍結パーシャル」機能も備える

-3℃の微凍結状態で、肉や魚の鮮度を約1週間維持する