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バルミューダ、外出先から運転停止できるWi-Fi搭載の「SmartHeater」

人生には家電の操作よりも大事なことがある

バルミューダ 代表取締役社長の寺尾玄氏と「SmartHeater」(右)、加湿器の「Rain」(左)

 バルミューダは、外出先から操作できる「SmartHeater」を11月より発売する。バルミューダオンラインストアでの販売価格は74,800円。

 Wi-Fi通信機能を搭載したヒーター。バルミューダの家電マネージメントアプリ「UniAuto」と組み合わせることで、外出先からヒーターの運転状況確認や運転停止の操作、1時間ごとに設定できる24時間タイマーの管理ができる。なお、UniAutoは、同日発表されたバルミューダの加湿器「Rain」にも対応する。

 バルミューダ 代表取締役社長の寺尾玄氏は、自ら製品のプレゼンテーションを行なった。まず、「UniAuto」については、「家電から操作をなくすことを目標としている。人生には家電の操作よりも大事なことがある」と話した。また、自社の取り組みについては、「GreenFanを発売した時は、自分たちは扇風機メーカーだと感じ、その後空気清浄機を発売した時は、扇風機メーカーから空気清浄機を出したと感じていた。今回ヒーターと加湿器を発表して、初めて家電メーカーになったと感じている。今後は今行きたいと思っている場所に向かって走り続けるのみ」熱く語った。

バルミューダ 代表取締役社長の寺尾玄氏
ルミューダの家電マネージメントアプリ「UniAuto」
本体に搭載されているWi-Fiと自宅のWi-Fiを接続して使う
UniAutoは、同日発表されたバルミューダの加湿器「Rain」にも対応。製品によって、対応する操作と対応しない操作がある

オイルヒーターの弱点を克服した製品

SmartHeater

 SmartHeaterについては「空気を汚さずに、安全に使えるヒーターが欲しいという所からスタートした。暖房器具は様々な種類があるが、その中でも我々の理想に近かったのが、オイルヒーター。しかし、立ち上がりまでの時間がかかるという弱点があった。SmartHeaterは、何度もの試作の上、その弱点をクリアした」と話す。

 暖房方式は、対流と輻射熱で部屋を暖める独自の「アルミラジエーター式」を採用。熱源のシートヒーターを二重絶縁用マイカシートと放熱するアルミ中空構造のラジエーターで挟むことで、シートヒーターの熱が早く伝わり、本体全体を暖めるという。音やホコリを立てずに部屋全体を暖めるため、空気を汚すことなく、自然な暖かさを感じられるという。

色々な種類がある暖房器具の中でもオイルヒーターの暖房方式が理想に近かったという
熱源のシートヒーターを二重絶縁用マイカシートと放熱するアルミ中空構造のラジエーターで挟んだ独自の「アルミラジエーター式」を採用する

 また、同じく対流と輻射熱によって部屋を暖めるオイルヒーターに比べて、立ち上がりが早いのも特徴。オイルヒーターでは本体全体を暖めるのに約50分かかっていたが、SmartHeaterでは約10分で全体を暖めることができる。

 出力についても、従来のオイルヒーターは2〜3段階の出力切り替えにしか対応していなかったが、SmartHeaterでは190Wから1,300Wまで7段階で調節可能。温度センサーにより、2分ごとに適切な制御を行なうため、電力の無駄がないという。

 運転モードは、温度を設定する「マニュアルモード」、ユーザーの操作を学習して最適な運転をおこなう「オートラーンモード」、睡眠専用の「ロイヤルスリープモード」の3つ。オートラーンモードでは、ユーザーが行なった操作を蓄積し、そこから最適な運転を学習するモードで約1週間ほどの使用で、その家に最適化されたモードが完成する。ロイヤルスリープモードは、睡眠中の室温を15〜16℃、あらかじめ設定した起床時間の室温を20℃に自動設定するモード。

本体操作部
ダイヤルとクリックで操作する
運転状態は、本体前に備えられた液晶画面で確認できる
本体上部
BALMUDAのロゴも目立たないように配置されている
別売りのタオルハンガー。マグネットで本体に固定する

 安全面では、本体表面の上限をあらかじめ設定できる機能を搭載。通常運転時の表面温度は70℃、暖房能力を上げた時は85℃に設定できるが、幼児がいる場合は表面の上限温度を触ってもすぐに火傷しない55℃に設定できる。

 また、コンセントプラグの温度異常を監視し、自動運転停止する「サーモセーフプラグ」、震度4相当の揺れや本体の傾きを検知すると運転停止する「モーションセンサー」を搭載する。

(阿部 夏子)