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ダイソン、風量がアップした羽根のないファンヒーター「AM05」

~新色としてブラック/ニッケル、ニッケル/ニッケルの2色を追加

 ダイソンは、ファンヒーター「Dyson Hot+Cool(ダイソン ホットアンドクール) ファンヒーター AM05」を10月24日に発売する。価格はオープンプライスで、参考価格は57,000円。

 本体色は従来からあるアイアン/サテンブラウン、ホワイト/シルバーに加えて、新色のブラック/ニッケル、ニッケル/ニッケルのが加わり4色展開となる。

「Dyson Hot+Cool(ダイソン ホットアンドクール) ファンヒーター AM05」新色が加わり4色展開となった
新色のニッケル/ニッケル
ブラック/ニッケル

 AM05は、ダイソン独自の「Air MultiPlier(エアーマルチプライアー)テクノロジー」による羽根のない扇風機から発展した、羽根のないァンヒーター。冬の暖房も含めて、オールシーズン使用できることが特徴。

 本機の構造は、台座部分にあるミックスフローインペラーを通して吸い込まれた空気が、PTCセラミックプレートによって暖められ、加速された空気がリングの開口部から放出される。これが翼型の傾斜の上を流れることで、周囲の空気を巻き込み、最初に吸い込んだ空気の6倍の風量を生み出す。ダイソンでは、これらの一連の技術を「Air MultiPlierテクノロジー」と称している。

 AM05では、DCモーターの回転数が向上し、最大吸気量は28L/秒、最大風量は170L/秒となった。前モデルのAM04に比べて風量が25%アップしている。

独自の技術により、従来の扇風機とは全く異なる質の風を発生させる
翼型の傾斜の上を流れることで、周囲の風を巻き込み最初に吸い込んだ空気の6倍の風量を生み出す
本体カットモデル。モーターなどは下部に配置されているため、安定感があり倒れにくい
送風部
操作部
本体側面

 操作はリモコンで行ない、電源のON/OFF、温度設定、風量調整、首振り機能などが設定できる。リモコン本体はマグネットも備えており、ファンヒーター本体に付けておくことができる。

 また、8時間連続で動作すると自動的に電源が切れるオートオフ機能を備える。

 本体サイズは、200×200×579mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.38kg。消費電力は、扇風機モードで42W、ヒーターモードで1,200W。

付属のリモコン。本体上部にマグネットで固定できる
台座をずらすことで、風向きを調整できる

阿部 夏子