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ハイアールアクア、すすぎ時にドラムを除菌するドラム式洗濯乾燥機

AQW-DJ6100

 ハイアールアクアセールスは、すすぎ時にドラムを洗って除菌するドラム式洗濯乾燥機「AQW-DJ6100」を5月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は180,000円前後。

 洗濯・脱水容量9kg、乾燥容量6kgのドラム式洗濯乾燥機。ハイアールアクアの第1弾である昨年モデル「AQW-DJ6000」の後継機種。

すすぎ時にオゾン水でドラムを洗浄

 新製品では、すすぎ時にオゾン水でドラムを洗って除菌し、黒カビの発生を抑制できる「自動おそうじ」機能を搭載した点が特徴。オゾン水とは、すすぎ水に微細な泡化したオゾンを注入し、有機物分解効果の高い水に変化させたもので、ダニやカビなどのアレル物質を抑制する効果があるという。このオゾン水を最終すすぎ時に約4L使用することで、ドラムの隅々まで汚れを洗い流すという。

ドラムに付着する黒カビのもとや雑菌をオゾン水で除去する
洗濯板の形状を採用したドラム内側のパーツ(バッフル)

 機能面では昨年モデルに引き続き、水で洗えないスーツや靴、帽子などに、オゾンをかけて除菌や消臭する「エアウォッシュα」機能や、ドラム内側のバッフル(槽内の洗濯板状のパーツ)を取り入れた「トリプルアタック洗浄」機能を採用した。トリプルアタック洗浄では、手で揉み洗いやこすり洗いをするように、頑固な汚れも落とすという。

 また、洗い時とすすぎ時に、襟や袖に付着したしつこい皮脂汚れをオゾンの力で分解して黄ばみを抑える「オゾンすすぎ」機能を継続して搭載。「トリプルアタック洗浄」と組み合わせることで2回洗いができ、汚れをしっかり落とすという。

「オゾンすすぎ」機能では、襟や袖のしつこい皮脂汚れを分解し、黄ばみを抑える
オゾンが皮脂などの汚れを分解。分解後のオゾンは酸素に戻り、衣類に残らないという

 省エネ面では、風呂の残り湯を活用して水道水の使用を5Lまでに抑える「アクアループダイレクト」機能と、布の重さ、布質、水温をセンサーで感知して最大16%省エネする「ecoモード」機能を、昨年に引き続き搭載している。

 このほか運転コースには、運転音を脱水時に約35dBに抑える静音モード「ナイトコース」、ぬいぐるみや靴のデリケート洗いができる「棚乾燥コース」、熱に弱い衣類を約60℃で乾燥させる「低温乾燥コース」を搭載している。

 本体サイズは636×698×1,122mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約80kg。標準使用水量は洗濯から乾燥時で約70L。左開きと右開きが用意される。いずれもカラーはホワイト。

小林 樹