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サンワサプライ、スマホで消費電力が確認できるスマートプラグ
~無線LAN経由でリアルタイム表示
(2013/2/26 13:28)
サンワサプライは、スマートフォンなどから電力状況を確認できるスマートプラグ「TAP-TST13」を2月26日に発売する。価格はオープンプライスで、サンワダイレクトでの直販価格は24,800円。
コンセントと機器の間に挟むことで、機器の消費電力などを記録する測定器。無線LANを内蔵しており、接続したAndroid/iOS端末から専用アプリを使うことで各種電力状況をリアルタイムに取得できる。
専用アプリで取得できる情報は、電圧(V)、電流(A)、電源周波数(Hz)、力率(PF)、消費電力(kWh)、積算電力量(kWh)、積算電気料金(円)、CO2排出量(kg)の8項目。アプリからは、接続した機器の電源のON/OFFや、タイマーによるスイッチ操作も可能。
スマートプラグの初期設定は、Windows XP/7/8が動作するパソコンと、USBケーブルで接続して行なう。無線LANへの接続は、SSIDやIPアドレスを手動で設定する。
また、スマートプラグへのアクセスは、アプリにスマートプラグのIPアドレスを手動で入力し、ルーター経由でアクセスする。ただし、外出先からの各種データの確認や電源のON/OFFはできないとしている。
内蔵無線LANはIEEE 802.11b対応。専用アプリの対応OSは、Android 1.6~4.0.3またはiOS 5.1.1以降。アプリはApp StoreおよびGoogle Playで無償提供される。
スマートプラグ本体に備えたインジケータでは、本製品の定格電力1,000Wに対する電力使用率を4段階で確認できる。本体にも接続機器のON/OFFスイッチを備える。また、雷サージ保護機構も搭載する。
本体は、USB-ACアダプタの機能も備えており、USB端子から5V/0.9Aの給電ができる。本体サイズは45×37×92mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約110g。