オムロン、乗って4秒で測定できるスマホ連携機能付き体組成計

オムロン体重体組成計 HBF-252F カラダスキャン

 オムロンヘルスケアは、乗ってすぐに測定できる体組成計「オムロン体重体組成計 HBF-252F カラダスキャン」を、9月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,980円前後。

 体重のほか、体脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝などが測定できる体組成計で、乗るだけですぐに測定できる点が特徴。本体に乗ると自動的に電源が入り、“同社最速”の約4秒で測定が完了する。過去の測定値から誰が乗ったかを推定する自動認識機能も搭載しており、ボタンを押すことなく、簡単ですばやく体組成が測定できるという。

 また、毎日の体重の変化がわかりやすく確認できるよう、測定結果は前回の測定値と並んで画面に表示される。

乗るだけで自動的に測定がスタート。約4秒で測定が終わる測定結果は前回値表示と同時に画面上に表示される

 スマートフォンとの連携機能も搭載した。おサイフケータイ機能付きまたはNFC対応のAndroidスマートフォンや携帯電話、別売りのUSB通信トレイを本体にかざすことで、オムロンのインターネット健康管理サービス「ウェルネスリンク」にデータが転送できる。転送したデータは、パソコン、またはAndroidスマートフォン向けアプリ「からだグラフ」でグラフ表示できる。さらに、気になる指標だけを本体に表示させる設定も可能という。

スマートフォンや別売りのUSB通信トレイをタッチすることで、インターネット健康管理サービス「ウェルネスリンク」にデータが転送できるAndroidスマートフォン向けアプリ「からだグラフ」(左)の画面。自分の気になる指標だけを本体に表示させる設定もできる(右)

 デザイン面では、透明の電極とガラス天板を採用し、ボタンや表示画面の凹凸をなくしたフラットデザインとした。

 同社では本製品について、忙しいビジネスマンでも、測定や記録の煩わしさを感じること無く、体組成の管理が継続できるとしている。

 本体サイズは327×249×30mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.7kg。測定データは、体重、体脂肪率、骨格筋率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、BMI、対年齢。体重の測定単位は、2~100kgまでが50g単位、それ以上が100g単位。本体記録メモリは最大30回分。電源は単四形アルカリ乾電池で、電池寿命は約6カ月。本体カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色が用意される。

厚さは30mmの薄型デザイン。凹凸をなくしたフラットスタイルとなるカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色が用意される





(正藤 慶一)

2012年8月30日 16:27