タニタ、「丸の内タニタ食堂」の弁当を三越銀座店で限定販売

　タニタは、社員食堂のメニューが食べられるレストラン「丸の内タニタ食堂」をコンセプトとした弁当「特製ランチボックス」を、東京・銀座のデパート「三越銀座店」にて、4月11日から17日の1週間限定で販売する。

　今回販売されるランチボックスは、タニタ社員食堂の担当栄養士である荻野菜々子氏が、弁当に適した主菜・副菜を厳選してアレンジを加えたオリジナルメニュー。丸の内タニタ食堂と同様、日替わりと週替わりの2メニューが用意される。価格は945円。

　メニューは日替わり・週替わりいずれもタニタ社員食堂のコンセプトを再現し、1食あたりのカロリーを500kcal前後、塩分を3g前後とした。メニュー内容は100gの米飯、主菜、副菜2品。栄養バランスに配慮し、野菜をたっぷり使っているという。また、保存料や添加物、化学調味料は使用せず、素材のおいしさが感じられる味付けにしているという。

　ランチボックスの容器は、米飯/主菜/副菜2品をそれぞれが1つずつの容器に分けたユニット方式。温かいものはレンジで温めて、冷たいものはそのまま食べることで、作りたてのおいしさがそのまま味わえるという。

限定販売されるランチボックス。写真は、週替わりメニューとして提供される「さわらの野菜あんかけ弁当」	4つの容器を縦長に入れた箱の状態で販売される

発表会会場ではランチボックス「さわらの野菜あんかけ弁当」が提供された。さわらは薄味だが、野菜にしっかり味が付いているため、一緒に食べると絶妙なハーモニーに。温めた方がおいしい	副菜の酢入りきんぴらは、ほどよい酸っぱさでごはんに合う。れんこんのサクサクとした食感もおいしい	副菜のこんにゃくもかなり薄味だが、油揚げに味が染み込んでいる。歯ごたえがあってお腹が膨れる

三越銀座店での販売概要

　ランチボックスの売り場は、三越銀座店地下2階のデリカパーク。期間は4月11日から17日まで。販売時間は午前10時から午後8時で、午前10時と午後3時の2回販売される。購入は1人2個まで。各回なくなり次第終了となる。

　また、6席のイートインも用意される。イートインのメニューは「お肉の定食」「お魚の定食」の2種類。メニューはランチボックス同様に米飯/主菜/副菜2品だが、味噌汁が付く。価格はいずれも945円。イートインの営業時間は午前11時～午後3時、午後5時から午後7時まで。各定食それぞれ1日50食限定となる。予約は受け付けていないが、午前8時半より地下1階化粧品口にて整理券を配布する。整理券は1人1枚。

タニタ社員食堂の担当栄養士である荻野菜々子氏

　発表会に登壇した荻野氏は、ランチボックスを販売する理由について、1月にオープンした丸の内タニタ食堂が盛況であることを指摘した。

　「丸の内タニタ食堂は提供数に限界があり、『並ばずに食べたい』『ショッピングの合間に利用したい』という声が多く聞かれるようになった。そこで、手軽に食べられるランチボックスを開発した」

　タニタでは今回の限定販売が終わった後、メニューの調整と品目の拡充、生産体制の整備を行なったうえで、夏にランチボックスの本格販売を計画している。日替わりメニューを14種類　週替わりメニューを2品目用意し、2週間単位でローテーションしていくという。販売場所は丸の内タニタ食堂、および三越銀座店の予定。

丸の内タニタ食堂では提供数に限界があるという	今回の限定販売を踏まえた上で、今夏より本格販売が開始される

また、日替わりランチのサンプルも公開された。写真は4月11日の「ふわふわつくね弁当」	4月12日「鮭のこしょう揚げ弁当」	4月13日「アスパラの中華風炒め弁当」

4月14日「ささみの唐揚げ弁当」	4月15日「さわらのネギソース弁当」

4月16日「豚肉と玉ねぎの甘辛炒め弁当」	4月17日「鮭のカレー焼き弁当」

こちらはイートインで提供される定食。写真は「お肉の定食：ふわふわつくね定食」	お魚の定食：さわらの野菜あんかけ定食