エレコム、更に消費電力を減らせる“光らない”省エネタップ

 エレコムは、光らないスイッチを搭載した「光らない個別スイッチ付き省エネタップ」シリーズを11月下旬より発売する。落雷による機器の故障を防ぐ雷ガードを搭載した「T-KE03」シリーズと、スタンダードタイプの「T-EE02」シリーズの2シリーズが用意される。コンセント4個口/6個口タイプと、電源コードの長さが1/2/3mと異なる6機種づつがラインナップされる。

 価格帯は1,995円~2,730円。スタンダードタイプの4個口、1mタイプ「T-EE02-2410WH」の希望小売価格は1,995円、雷ガード付きタイプの4個口、1mタイプ「T-KE03-2420WH」は2,310円。

スタンダードタイプの4個口、1mタイプ「T-EE02-2410WH」。希望小売価格は1,995円雷ガード付きの6個口、コード2mタイプの「T-KE03-2620WH」。希望小売価格は2,520円。

 接続した機器の電源を個別にオン/オフできる、個別スイッチ付きの電源タップ。従来の個別スイッチ付き電源タップでは、個別スイッチをオンにしている間、スイッチ部分が点灯するタイプが多かった。光らない個別スイッチ付き省エネタップでは、さらに消費電力を低減するために、個別スイッチのランプを省略。接続機器の待機電力カットに加え、機器使用時の余分な電力も減らすことができるという。スイッチがない状態でもオン/オフが判別しやすいように、スイッチ部分のデザインを一新している。

スイッチを斜めに配置したほか、大きめのプラグにも対応するように、1個の差し込み口を離れた場所に配置している。写真は雷ガード付き、4個口、2mタイプの「T-KE03-2420WH」(2,310円)

 使いやすさの面では、プラグ部分が180度動く「スイングプラグ」を採用するほか、ACアダプタなどの大きめのプラグを接続した場合も、スイッチが操作できるようにスイッチの配置を斜めとした。また、ACアダプタや大きめのプラグでも、隣の差し込み口に干渉しないように、1個の差し込み口を離れた場所に配置している。

 本体サイズはシリーズ共通で、コンセント4個口タイプが240×50×32mm(幅×奥行き×高さ)、6個口タイプが310×50×32mm(同)。いずれも最大で1,500Wまで使用できる。







(阿部 夏子)

2011年11月15日 14:55