エレコム、雷と熱に強い“工事用”のタップ

工事用タップ T-WRMK3830LG/RS

　エレコムは、雷ガードと熱に強い構造を採用したタップ「工事用タップ」を、4月上旬に発売する。希望小売価格は、コードの長さが3mの「T-WRMK3830LG/RS」が9,030円、5mの「T-WRMK3850LG/RS」が10,080円。

　工事現場や工場などの環境に適した電源タップ。突然の落雷により異常な電圧と電流が、パソコンなどタップに接続した電子機器に流れる「雷サージ」を防ぐために、12,500Vｍの高性能雷サージ吸収素子(バリスタ)を内蔵している点が特徴。これにより、タップに接続した機器が落雷によって受けるリスクが軽減できるという。

　さらに、熱に強い二重構造ケースも採用。本体はABS樹脂だが、コンセントの差し込み口には耐熱性に優れたユリア樹脂を使用。万が一発熱した場合でも融解しにくい仕様となっている。さらに、火災のリスクを軽減するために、コードには社団法人日本配線器具工業会規格に適合した二重被覆コードを採用。大電流を使用することが多い工事現場や工場でも、安心して使用できるという。

　また電源プラグには、溜まったホコリによって発熱・発火に至る「トラッキング現象」を防ぐために、絶縁キャップ付きのプラグを採用する。

裏面にはマグネットを採用

　本体裏面には強力なマグネットを採用。本体の仮固定穴を使って、ネジやフックへの取り付けもできる。離れた場所でも通電状態が確認できるよう、通電時にはLEDランプが点灯する。

　本体サイズは394×45×26.6mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3mタイプが730g、5mタイプが940g。タップ自体のプラグの形状は3ピン・ストレートプラグ。差込口の数は8口。最大消費電力は1,500Wまで(15/125V)。