パナソニックの電動車いす「リラクカート」に一部不具合が発生

~スイッチ内の磁石に錆が発生した場合、後進操作に不備がある恐れ

 パナソニックサイクルテックは、同社の電動車いす「リラクカート BH-RC41」において一部不具合があったとして、無償修理を実施することを発表した。

リラクカート BH-RC41機種名は操作パネル部に書いてある

 今回不具合が確認されたのは、2001年5月から2001年8月に製造された電動車いす「ナショナル リラクカート BH-RC41」で、製造元はスズキ。前後進スイッチ内の磁石に錆が発生した場合、磁力が低下し、レバーを後進に切り替えても、後進警告アラームが鳴らず、アクセル操作をすると、後進ではなく前進する恐れがあるという。

 該当する車体番号は「RC41-100011~「RC41-100110」。同社では、右後輪の内側にある型式、車体番号を記載したエンブレムを確認したうえで、販売店または、同社の受付窓口に連絡を求めている。

車体番号は本体右後輪の内側にあるエンブレムに記載されている


(阿部 夏子)

2011年9月5日 16:48