エレコム、難燃性プラスチックを使った「燃えにくいケーブルボックス」

~テーブルタップ周辺をすっきり収納

 エレコムは、テーブルタップ周辺のケーブルを収納する「燃えにくいケーブルボックス」2機種を7月下旬に発売する。価格は、6個口タップ用の「EKC-BOX001」が3,780円、4個口タップ用の「EKC-BOX002」が2,520円。ボディカラーは、両機種ともブラックとホワイトが用意される。

 天面にはゴム製の蓋がついたケーブル穴があり、ACアダプタのケーブルを引き出して、ケーブルボックスの上に充電する携帯電話などを置くことができる。

6個口タップ用の「EKC-BOX001」。ブラック4個口タップ用の「EKC-BOX002」。ホワイトケーブル穴にACアダプタのケーブルを通し、ケーブルボックスの上に携帯などが置ける

 テーブルタップ用のケーブルボックスは、テーブルタップへのホコリの蓄積を防ぎ、外観をすっきりさせるための製品。トラッキング現象による火災が起きた際の延焼を防止するため、金属製の製品が多く、大きく重いという欠点があった。今回の製品では、難燃性プラスチックを使用し、燃えにくさと軽さを両立させた。

 ボックスの素材は、難燃性を示す規格「UL-94」において、垂直方向ではV0、水平方向ではHBをクリアしている。V0は自己消火性を示す5段階の上から3段階目にあたり、HBは遅燃性があることを示す。また、底面と側面にはスリットが設けられ、熱を逃がすようになっている。

 本体サイズと重量は、EKC-BOX001が400×160×139.5mm(幅×奥行き×高さ)、895g。EKC-BOX002が250×160×139.5mm(同)、610g。






(伊達 浩二)

2011年7月6日 00:00