やじうまミニレビュー
トリニティ「ケーブルボックス」
~とぐろを巻いたケーブルを全て隠す
トリニティ「ケーブルボックス」 |
壁に面して設置しているオーディオ機器に関しては、目に付かない裏側に押し込んでいるが、テレビの周りのコードは接続の関係で、どうしても隠せない。とぐろを巻いたような複数のコードは、フローリングの床にあるとかなり目立つ存在。いくら部屋を“ナチュラルテイスト”でとか、“アジアン風”にとインテリアに凝ってみてもコードがあるだけで一気に生活感が出てインテリア効果など吹き飛んでしまう。
コードをなんとかしたい!! という切実な想いで購入したのがトリニティの「ケーブルボックス」だ。コードを隠すというグッズは、インテリア志向のものから、業務用に近いものまでいくつの種類が出ているが、その中でも今回のケーブルボックスはインテリアグッズというよりも、現実的な用途に沿った造りとなっている。
メーカー | トリニティ |
製品名 | ケーブルボックス |
希望小売価格 | 3,980円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,980円 |
見た目は何の変哲もないプラスチックのタダの白い箱。上部のフタが外れるようになっており、左右にはコードの通り道となる穴が開いている。大きさは405×156×135mm(幅×奥行き×高さ)で、手に取った時の印象はかなり大きいな……と感じた。ただし、実際に使ってみると、この大きさが役立った。というのも、AV機器のコードは太めのものが多く、それが複数固まると重さも、容量もかなりのボリュームになるからだ。ケーブルボックスが一回り小さいサイズだったらとても我が家のコードは収納しきれなかったと思う。
導入前のリビングの様子。コードがとぐろを巻いている状態だった | 設置後。コードをボックスの中に全て収納してスッキリとした | 本体はかなり大きめ。大きさを比較するために上にCDを置いた |
また、この大きさ故に、中に設置するタップもかなり大きめのものを選べる。今回はヤザワ「省エネタップ 6個口」を設置した。6口ある、コンセントの横にそれぞれスイッチが付いた、省エネタイプのタップを設置してもまだ余裕すら感じるサイズはやはり頼もしい。
ただ、ここで注意したいのがこの製品は省エネタップの利用など、開け閉めを想定しては作られてはいないということだ。フタの造りはかなりしっかりしていて、開け閉めは両手でないと行なえない。また、きっちりはまるように作られているので毎日開閉を行なうような使い方には向かないだろう。
フタを開けたところ | 6口の省エネタップを設置してもまだ余裕がある | 底面には滑り止めがついている |
説明書によると、フタの上は物置としても利用できるとある。私の場合は、物置としては使っていないが、底面には滑り止め加工もされているので、物を置く場所としても充分活用できそうだ。フタを閉めて使うことで、ケーブル周りのホコリを防ぐ意味もある。使用シーンに応じて使い方を工夫できるのも嬉しいところだ。
これまではケーブルが散乱していた一角。ケーブルボックスを導入したことで見た目がスッキリとして部屋が広く見えるようになった |
とにかくしっかりした造りの製品だ。掃除機で多少ぶつけるようなことがあっても倒れることもないし、安定性も高い。なにより私の場合は複数の機器のコードをすっぽり包んでくれるボリュームが気に入った。3,980円という決して安くない値段ではあるが、導入したことによる満足感は高い。特に家電好き、AV機器好きには強くオススメする。
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです