パナソニック、歯間ブラシが使える電動歯ブラシ

パナソニック 「音波振動ハブラシ ドルツ イオン EW-DE41」

 パナソニックは、新ブラシ「やわらか歯間ブラシ」を採用した電動歯ブラシ「音波振動ハブラシ ドルツ イオン EW-DE41」を、4月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。

 パナソニックの電動歯ブラシシリーズ「ドルツ」の最上位モデル。ブラシから歯へ微弱な電流を流すことで、歯垢を取りやすくする「イオンパワー」を備えている。

 本製品は、歯や歯ぐきの細かい隙間を磨ける「やわらか歯間ブラシ」を採用した点が最大の特徴。

 やわらか歯間ブラシとは、小林製薬が出している使い捨てタイプのブラシのこと。先端が細く尖った形をしており、糸ようじのように柔らかく、普通のハブラシでは届きにくい歯と歯の間に挟まった食べかすなども除去することができる。歯茎の衰えが気になる人におすすめという。ムシ歯や歯周病予防にも効果があるという。使い捨てタイプのため、先端部分を市販のやわらか歯間ブラシと交換して使用する。なお本製品には、予め交換用ブラシ10本が付属している。

 ブラシではこのほか、「イオン用ダブルエッジブラシ」と「イオン2Wayシリコンブラシ」も採用している。イオン用ダブルエッジブラシは、従来機種に引き続き採用されており、歯間に届きやすい山切りヘッドになっている。

 イオン2Wayシリコンブラシは、表面と裏面でブラシの固さが異なるブラシ。好みや磨く部位に合わせて固さを選ぶことができる。イオンで歯茎をケアしながら断続振動で歯茎に刺激を与える「歯ぐきケアモード」にも使える。

 運転モードは、通常の「パワフルモード」、「歯ぐきケアモード」のほか、歯と歯茎の境目もやさしく磨く「ソフトモード」も搭載している。

 本体サイズは、25×30×235mm(幅×奥行き×高さ)。ブラシを含んだ重量は約130g。1分間の振動数は約28,500回。振動幅は約0.9mm。電源はリチウムイオン充電池で、充電時の消費電力は2W。充電時間は約8時間で、満充電で約60分使用できる。本体には3種類のブラシのほか、ブラシスタンドと携帯ケースが付属する。

ドルツ イオン EW-DE21ドルツ リニア EW-DL11ドルツ スリム EW-DM41

 下位モデルとして、歯茎マッサージモードのないタイプの「ドルツ イオン EW-DE21」、イオンパワーがない「ドルツ リニア EW-DL11」、エントリーモデルの「ドルツ スリム EW-DM41」も同時発売される。価格は全てオープンプライス、市場想定価格はそれぞれ15,000円前後、10,000円前後。5,000円前後。

 EW-DL11は、ブラシの動きの横幅が約1.5mmと大きく、しっかり歯を磨くことができ、手磨きを超えるツルツル感を味わえるという。

 EW-DM41は、軽量でスリムなため、電動歯ブラシが初めての方でも持ちやすく、磨きやすいという。





(小林 樹)

2011年3月29日 14:59