パナソニック、省エネと長寿命で「業界No.1」のシーリングライト

　パナソニックは、省エネ性能と長寿命で“業界No.1”の蛍光灯を採用したシーリングライト「スパイラルパルックシーリングライト」シリーズ10機種を、7月1日に発売する。価格はオープンプライス。ラインナップは以下の表の通り。

スパイラルパルック　シーリングライト	使用中のようす

光源に、“平面らせん加工”の「スパイラルパルック蛍光灯」を採用した

　光源に、蛍光管を平面状にした“平面らせん加工”の高周波点灯専用蛍光灯「スパイラルパルック蛍光灯」を採用したシーリングライト。高効率の専用インバータ回路を採用するなど省エネ性能の高さが特徴で、1W当たりの発光効率は、“業界No.1の省エネ性”という124.3lmとなっている(HHJZ1311の場合)。HHJZ1311の年間電気代は約3,300円で、従来モデルの「ツインPa 100形」よりも400円安く(約3,700円)、20形直管蛍光灯を使った一般安定器タイプの照明よりも4,090円安くなっている(約7,390円)。

　スパイラルパルック蛍光灯は、長寿命な点も特徴。高周波点灯専用の3重コイルの採用、電子放出物質「エミッタ」の塗布量の最適化、低電流化によるエミッタの消耗軽減により、定格寿命は「業界No.1」という約20,000時間となっている。これは従来モデルのツインパルックプレミア蛍光灯の1.2倍、パルック蛍光灯の約3.3倍で、同社ではランプ交換の手間が軽減できるとしている。

　さらに、従来の蛍光灯搭載器具と比べて、ランプの光がカバー全体に広がるため、セードの中心部なども均一に美しく発光できるという。また、外形も従来に比べ約28%コンパクト化している。

消費電力は“業界No.1の省エネ”。一般安定器タイプの照明と比べると、年間で約4,000円の節約になるという	定格寿命も“業界No.1”の約20,000時間

“平面らせん加工”により、光がセード全体に広がるという

　本体にはリモコンも付属。調光やON/OFFのほか、タイマーで在宅を装う「るすばんタイマーリモコン」機能も備える。また、手元を照らすのに便利な「LED手元灯」も、業界で初めて採用した。

　なお、スパイラルパルック蛍光灯は2007年より15/20/30型が発売されているが、75形と93形が搭載された機器は今回が初めてとなる。

リモコンには点灯・消灯時間を指定する「るすばんタイマーリモコン」を搭載。業界初のLED手元灯も備えている