三菱、扉がフラットなデザイン重視の3ドア冷蔵庫

「Cシリーズ MR-C37R」。左からクールシルバー、プラチナブラック

 三菱電機は、扉表面の突起などをなくし、デザインを重視した3ドアタイプの冷蔵庫「Cシリーズ MR-C37R」を2010年2月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は12万円前後。

 容量370L、本体幅60cmの3ドアタイプの冷蔵庫。同社によると、同サイズの冷蔵庫は、一人暮らしから新婚、シニア層まで幅広い需要があるとしている。今回は特にデザインを重視するユーザーをターゲットとし、特に扉のデザインにこだわったという。

 本体前面で一番面積を取る冷蔵室の扉には、表面に取っ手や引き手などを設けないデザインを採用する。これは、2枚の扉が重なったような同社独自の「3D ハイブリッドデザイン」で、扉側面が立体形状になっているため、側面だけでなく下からも手を掛けられ開け閉めが簡単にできるという。

 また、まとめ買いなどのニーズに対応し、冷凍室の容量は従来機種より約17L大きい81Lとした。そのほかの部屋の容量は、冷蔵室が217L、野菜室が72L。

 そのほかの機能としては、パイプやポンプの水洗いにも対応する「自動製氷機」機能、冷蔵室の扉を全開することなく中のペットボトルなどを取り出せる「横取りポケット」機能、ユーザーごとに異なる製品の使い方を学習して最適な運転をする「ニューロファジー制御」機能などを搭載する。

 本体サイズは600×656×1,798mm(幅×奥行き×高さ)。年間消費電力は480kWhで、エコポイント対象製品となる。本体カラーはプラチナホワイト、プラチナブラック、クールシルバー。

「MR-C34R」。プラチナホワイト

 容量335Lの「MR-C34R」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万円前後。本体カラーはプラチナホワイト、プラチナブラック、クールシルバー。





(阿部 夏子)

2009年12月16日 14:32