東芝、庫内4面から加熱するスチームオーブンレンジに脱臭機能を追加


石窯オーブン ER-H6
 東芝ホームアプライアンスは、庫内の脱臭機能を備えたスチームオーブンレンジ「石窯オーブン ER-H6」を、10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。

 庫内容量21Lのスチームオーブンレンジ。従来モデルの「HR-G6」に引き続き、庫内4面から遠赤外線を発生するコーティングを施した「石窯オーブン」仕様となっており、ピザやパン、ハンバーグなどのメニューを、石窯で調理するように焼き上げられるという。

 本製品では、遠赤外線と同時に、高温時に庫内のニオイを分解する新素材もコーティング。加熱調理をしながら、庫内に籠ったニオイを脱臭できる。また、撥水性も向上しており、汚れも落ちやすいという。同社ではこのコーティングを「遠赤・脱臭ブラックコート」としている。

 このほか、角皿の溝に注いだお湯によるスチームにより、フランスパンの調理にも対応。さらに、調理済みのパンを“ふっくら” “サクサク”など3通りに仕上げる「3wayふっくらパン」機能も採用している。また、「野菜スープ」や「手作り豆腐」などのヘルシーな調理メニューも備えている。

 本体サイズは480×410×315mm(幅×奥行き×高さ)で、庫内サイズは294×355×185mm(同)。重量は14kg。消費電力はレンジが1,450W、オーブンの加熱が1,200W。2008年度の省エネ達成率は104%。

 なお、設置の際に背面と壁との間にスペースを設ける必要はなく、壁にピッタリと付けて設置できる。



(正藤 慶一)

2009年9月30日 00:00