日立、40W形の白熱電球と置き換えられるLED電球

~E26口金に接続、調光器にも対応

LDA7N/D、LDA7L/Dの製品写真
 日立ライティングは、白熱電球40W形相当の明るさのLED電球2機種を、11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、電球色相当の「LDA7L/D」、白色相当の「LDA7N/D」ともに5,000円前後。

 一般的な電球ソケットのE26口金に取り付けられるLED電球。消費電力は白熱電球の約2割となる6.8Wながら、40W形の白熱電球に相当する明るさを備えている点が特徴。また、定格寿命は白熱電球の約40倍となる40,000時間となっている。同社の試算によると、40,000時間使用した場合で、約25,700円節約になるという。

 また、LDA7N/D、LDA7L/Dとも、調光器での使用にも対応。これまで電球形蛍光灯に置き換えられなかった場所にも使用できるという。

 本体サイズは60×109mm(直径×高さ)で、重量は145g。定格消費電力は6.8W。全光束は、電球色相当タイプが250lm、白色相当タイプが320lm。

日立のLED電球と、40W形の白熱電球との消費電力、電気代の比較。電気代は40,000時間使用時の数値

 LED電球は、消費電力が少ない点と長寿命である点から、次世代の照明のデバイスとして注目されている。国内の大手照明メーカーでは、既に東芝、シャープがLED電球を発売しており、日立をはじめ、パナソニック、NEC、三菱電機がこれからの発売を予定している。




(正藤 慶一)

2009年9月16日 13:40