東芝、使用水量を削減しつつ洗浄力が向上した縦型洗濯機
東芝ホームアプライアンスは、使用水量を抑えつつ、洗浄力を向上した縦型の全自動洗濯機「DDインバーター銀河 AW-80DG」を、8月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。
DDインバーター銀河 AW-80DG ピュアホワイト | ブライトブルー |
洗濯容量8kgの全自動洗濯機で、「循環メガシャワー」機能により、高い節水能力と洗浄力を実現した点が特徴。「循環メガシャワー」とは、洗剤液(洗剤が溶けた水)を脱水槽の外側に押し上げ、上部から衣類全体に洗剤液を降り掛けることで、衣類全体に浸透させるというもの。少ない水量で強力な水流が作り出せるため、高い洗浄力が引き出せるという。
さらに、衣類を上下に入れ替える「上下水流」、パルセータを一定速度で反転させる「左右水流」、小刻みに左右反転する「手もみ水流」という3通りの水流を組み合わせることで、きめ細かく洗濯する効果がある。
これらの機能により、AW-80DGでの使用水量は、従来機種「AW-80DF」の125Lから115Lと、約8%の減少になった。さらに、洗浄力は約10%向上したという。
また、DDモーター制御による高い静音性も備えており、洗い時は26dB、脱水時は37dBと、従来機種よりもそれぞれ1dBずつ抑えている。同社では「業界No.1の低騒音」としている。
このほか、簡易乾燥機能の「パワフルエアドライ」も搭載。化繊混紡衣類なら3kgを約2時間で乾燥できるという。また洗濯槽内には、洗濯槽内にAg+イオンを溶かして、衣類を抗菌コートする「Ag+抗菌剤」を備えている。
本体サイズは600×569×960mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は41kg。消費電力は625Wで、洗濯使用1回当たりの消費電力量は95Wh。本体カラーはピュアホワイトとブライトブルー。
AW-80DGと同様の機能を備え、洗濯容量が7kgの「AW-70DG」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後。
(正藤 慶一)
2009年7月13日 18:04