ヤマハ、最長118km走行できる男性向け電動アシスト自転車

~PASシリーズ初の「ディスクブレーキ」採用


 ヤマハ発動機は、男性向けの電動アシスト自転車「PAS Brace(パス ブレイス)」の上級タイプとして、走行距離が伸びた「PAS Brace-L(パス ブレイス エル)」を、7月1日に発売する。希望小売価格は149,800円。詳細は以下の通り。

 

PAS Brace-L ブルーイッシュブラックメタルレッド

品名PAS Brace-L
パス ブレイス エル
タイヤサイズ26インチ
車体重量23.4kg
全長1,760mm
全幅530mm
充電1回
当たりの
走行距離
標準モード
(オートエコモード
プラス時)
75km
(118km)
パワーモード
(オートエコモード
プラス時)
44km
(80km)
電源リチウムイオン電池
25.2V/8.1Ah
充電時間約4時間
希望小売価格149,800円
本体カラーメタル
ブルーイッシュブラック
レッド

 Pas Braceは、同社が2008年に発売した男性向けの電動アシスト自転車。走行速度とギアポジションに合わせて最適なアシスト制御を行なう「S.P.E.C 8(スペックエイト)」という機構を採用しており、走行が滑らかな点が特徴となっている。

 今回発売されるPas Brace-Lは、従来機種の約2倍となる8.1Ahのリチウムイオン電池を採り入れ、充電1回当たりの走行距離を延ばした点が特徴。従来機種では最長で61kmだったが、Pas Brace-Lでは最長118kmまでの走行が可能になった。

前輪には、通常のブレーキよりも制動力が強い「ディスクブレーキ」を採用
 また前輪には、PASシリーズでは初となる、円盤状のブレーキ「ディスクブレーキ」を採用。通常のブレーキよりも制動力が強いため、より優れた操作感が味わえるという。

 このほか、電動アシスト自転車の人力と動力の新比率「1:2」にも対応。従来機種からは「S.P.E.C.8」も継承する。

Pas Brace-Lの機能・仕様一覧



(正藤 慶一)

2009年6月12日 00:00