ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車の最上位モデル「PAS リチウム L」と「PAS CITY-S リチウム L」と、エントリーモデルの「PAS リチウム T」を、4月6日に発売する。ラインナップの詳細は以下の表の通り。
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PAS リチウム L ダークブラウン
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PAS CITY-S リチウム L パールホワイト
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PAS リチウム T シアンブルー
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品名 | PAS リチウム L | PAS CITY-S リチウム L | PAS リチウム T |
車輪サイズ | 26インチ | 24インチ | 27インチ | 26インチ | 24インチ |
車体重量 | 25.3kg | 24.8kg | 25.9kg | 23.5kg | 22.6kg |
全長 | 1,895mm | 1,790mm | 1,885mm | 1,890mm | 1,785mm |
全幅 | 560mm | 580mm | 560mm |
充電1回当たりの 走行距離 | 標準モード | 66km | 80km | - |
強モード | 40km | 42km | 17km |
オートエコモード (プラス) | 134km | 134km | 32km |
電源 | リチウムイオン電池 25.2V/8.1Ah | リチウムイオン電池 25.9V/2.9Ah |
充電時間 | 約4時間 | 約1時間半 |
希望小売価格 | 129,800円 | 86,800円 |
本体カラー | ライトパープル ダークブラウン シルバー | パールホワイト ナイトブラック | シアンブルー モンブラン シルバー レッド |
「PAS リチウム L」と「PAS CITY-S リチウム L」は、同社の電動アシスト自転車の中では最上位モデルに当たる製品。両製品とも電源のリチウムイオン電池の容量を、ラインナップ中最大の8.1Ahとした点が特徴で、最長で134kmの長距離運転が可能になる。また、センサーでギアと走行速度、ペダルを踏む力を検知し、発進時から加速、巡航時まで幅広くアシストすることで、なめからでパワフルな走りを可能にする「S.P.E.C.3(スペックスリー)」機能も搭載する。
運転モードは「標準」のほか、パワフルなアシストを実現する「強モード」、アシスト力を弱めに設定し、長距離での利用に適した「オートエコモードプラス」の3種類が用意される。
このほか、2008年12月1日に改正された道路交通法に合わせ、人力と動力の比率を、従来の「1:1」から「1:2」へとアップしている。
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「S.P.E.C.3」により、発進時から巡航時まで、アシスト範囲が拡大。なめらかで力強く走れるという
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走行時のアシスト力のイメージ図。発進時や急な坂道などは強力にアシストし、平坦な道ではアシスト力を押さえて節電する
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「PAS リチウム T」はPASシリーズのエントリーモデルに当たる製品で、希望小売価格が8万円台と、購入しやすい価格が特徴。電源は2.9Ahと小容量タイプのリチウムイオンバッテリーで、運転モードは「強」と「オートエコモードプラス」の2つが用意される。なお、異なる容量のバッテリーを別途購入して取り付けることも可能。
新基準に対応した同社の電動アシスト自転車は、2月に発売された「PAS リチウム S」「PAS CITY リチウム」「PAS CITY-F リチウム」、3月発売の「PASリチウム M」「PAS CITY-M リチウム」と合わせて、全8モデルが用意されたことになる。
■URL
ヤマハ発動機株式会社
http://www.yamaha-motor.co.jp/
ニュースリリース
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2009/02/06/pas.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2009/02/06 14:44
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