パナソニック、新開発のプラチナ「ナノイー」搭載のヘアドライヤー
~キューティクルを強くし、UVケアにも効果的
EH-NA91 |
同社のヘアドライヤーは、水分に高電圧をかけて作り出す「ナノイー」イオンを搭載しているのが特徴。ナノイーイオンは、従来のマイナスイオンに比べ、水分量が約1,000倍で、弱酸性の特徴を持つ。電気を帯びているため、髪や肌に付着しやすく、髪内部まで水分を浸透させて、髪を弱酸性に保つ特性がある。
EH-NA91では、それらの効果をより持続させるため、髪の表面に付着する性質のあるプラチナ電極から発生する「プラチナマイナスイオン」を新たに搭載した。プラチナマイナスイオンは弱酸性のイオンで、髪表面に付着する性質がある。プラチナマイナスイオンが髪表面に付着することで、ナノイーイオンの効果で髪内部に浸透した水分と弱酸性の体質を従来より長時間保つ効果があるという。
付属の置き台に置いた状態 | ノズル部分 | 操作部 |
フィルター部分は取り外しが可能 | 同シリーズの本体デザインではなだらかな曲線が特徴となっている | ナノイーのON/OFFを操作できるナノイースイッチ |
従来製品と新製品の機構の違い | ハンドルの裏のnanoeチャージパネル。ここを握っていることで放電して、nanoeが発生しやすくなる |
また、同社の計測では製品を使い続けることで、キューティクルを強くする効果があるとし、髪の紫外線対策に有効だという。キューティクルとは髪の表面にある組織で、キューティクルがあり、揃っている状態が髪の健康な状態とされている。キューティクルは年齢や髪の状態によっても量が異なるが、キューティクルが少なくなることで髪が乾燥しやすくなったり、まとまりにくくなる傾向がある。紫外線などの髪への刺激によって、髪からはがれやすくなるが、EH-NA91ではナノイーイオンとプラチナマイナスイオンの効果でキューティクルがはがれにくくなるような毛髪の状態を作り出すという。
同社ではこれらの効果を持って「髪のUVケア」に適した製品としている。
EH-NA91を使い続けることで髪のキューティクルを強くする効果があるという | プラチナ「ナノイー」による器雨への作用 | モニタ使用では、効果を実感した人は約95%にのぼった |
毛髪に紫外線をあてた実験。プラチナ「ナノイー」を使用していない場合、髪はぱさついてまとまりがない状態になっている | プラチナ「ナノイー」イオンを使用した毛髪は紫外線をあてていても、まとまりがありしっとりした状態になっている |
プラチナイオンを発生させるプラチナ電極は本体上部に設置されている。従来では1つだったナノイーイオンの吹き出し口が2つに増え、右からプラチナイオン、左からナノイーイオンが噴出される。
EH-NA91のスケルトンモデル。上部にはナノイーとプラチナマイナスイオン、2つの発生機構が搭載されている | 従来機種のEH-NA90ではナノイー発生機構のみが搭載されている | プラチナマイナスイオンを生成するプラチナ電極と、ナノイーを生成するナノイー電極 |
ノズル上部にイオン発生口が設けられている | 右からプラチナマイナスイオン、左からナノイーがそれぞれ噴出される |
また、ナノイーイオンには、地肌の余分な皮脂を親水性の高い成分に変性させる効果があるため、余分な皮脂を除去するのにも効果的だという。これは、洗髪時、親水性が増した皮脂が水と一緒に流されるためだという。
ノズルは、温風と冷風を同時に出して、濡れた毛束をほぐしやすくする「速乾ノズル」を搭載する。
本体サイズは104×211×231mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は580g。消費電力は1,200W。本体には、髪をセットするときに使用するセットノズル、置き台、掃除ブラシが付属する。本体カラーはオレンジ、ブラウン調、白の3色。
白 | ブラウン調 |
松岡修造さんと仲間由紀恵さんによるトークセッションの様子 |
「これほど忙しいのになんでそんなに髪がきれいなの」という松岡さんの質問に「美容室で月に1回トリートメントするほかは、やっぱりこのドライヤーに頼ってます」と語る仲間さん | パナソニックの美容製品群「Panasonic Beauty」の新しい顔としてCMなどで活躍中の2人 |
(本誌:阿部 夏子)
2009年3月31日 18:01
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