西川産業、風を送って布団内部を快適に保つベッドパッド
「AEROSLEEP Light」
送風パッド AEROSLEEP Light |
布団やマットレスの下に敷くベッドパッドで、パッド内に風を送る機能を搭載している点が特徴。足元のファンから肩口にかけて風を送り、布団内部にこもった湿気や熱を肩口から排出する。これにより、睡眠時に快適な温度と湿度を保つことができ、さらに風が体に直接当たらないため体を冷やしすぎることもないという。
このほか、パッド裏面の頭~背中にかけた部分には、空気が流れやすいようメッシュ加工が施されており、敷布団の温度上昇が抑える効果もある。さらにパッドの素材には、吸湿性が高い「エラクールBB」を採用しており、ひんやり感や清涼感も味わえるという。
AEROSLEEP Lightの仕組み。足元のファンから空気を吸い込み、肩口あたりから下方向に空気を排出する。布団内部の湿気や熱を逃がして、快適に適した温度/湿度に保てるという |
本体サイズは100×210cm(幅×奥行き)のシングルサイズで、ファン部分の直径は9cm。電源は家庭用のコンセントを使用し、1カ月の電気代の目安は約16円(1日8時間の使用の場合)。運転モードは弱/中/強、オフタイマーは1/2/4/8時間に設定できる。
同社ではまた、布団内部に空気を送る敷き布団「送風敷きふとん AEROSLEEP」を、AEROSLEEPシリーズとして昨年に引き続いて販売する。希望小売価格はシングルサイズが52,500円、セミダブルが63,000円、ダブルが78,750円。AEROSLEEP Lightで採用されているメッシュ加工や素材「エラクールBB」は備えていない。
AEROSLEEPを使用し、90分経った後の布団のサーモグラフィー。布団の外へと熱が逃げるため、敷き布団や背中の温度上昇が押さえられている | こちらはAEROSLEEPとは逆に、体に向かって風を排出した布団のサーモグラフィー。熱が布団内部から逃げないため、AEROSLEEPよりも温度が高くなっている |
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(正藤 慶一)
2009年5月8日 19:25
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