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フィリップス、スマホで操作できるLED照明「Hue」がGoogle Homeに対応

 フィリップス ライティング ジャパンは、スマートフォンやタブレットなどで操作できる同社のスマートLED照明「Philips Hue」がGoogleアシスタントの日本語に対応することを発表した。これにより、Google Homeに話しかけることで、Hueの操作が可能となる。

Googleアシスタントを搭載した音声認識スピーカー、Google HomeでHueの操作ができる

 Google Homeとは、Googleアシスタントを搭載した音声で動作するスピーカー。「OK Google」と声をかけることで反応し、ユーザーが知りたいことや、やりたいことをGoogleがサポートするというもの。Hueが対応したことで、Googleアシスタントを通じて、照明のオンオフや明るさ、色合いの変更なども音声で操作できるようになる。

 例えば、リラックスしたいときには「OK Google,リビングの電気を少し暗くして」と呼びかけるなど、スマートフォンやHueの別売りアクセサリーを使うことなく、Google Homeに呼びかけるだけで操作できる。

 フィリップス ライティングの職務執行者 社長 林田 健悟氏は、「HueとGoogle Homeの連動によって照明の操作がより簡単で便利になり、スマートホームがより身近に体感いただけると思います」とコメントした。

 Hueでは、従来より音声操作に対応していたが、AppleのiOSアプリケーション「Siri」を用いる必要があった。今回のアップデートにより、Googleアシスタントを搭載したAndroidデバイスでも音声操作が可能になった。フィリップスでは「従来よりも幅広いユーザーの方に音声操作でHueを体験する機会が提供でき、新たな照明体験を味わっていただけます」とする。