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新フレーバーも追加! 加熱式たばこ「glo(グロー)」が全国販売をスタート

 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式たばこ「glo(グロー)」の販売地域を、10月2日より全国47都道府県に拡大すると本日発表した。あわせてオンラインストアでも同日より全国販売を開始する。

現在、東京・大阪・宮城で販売されている加熱式たばこ「glo(グロー)」。10月2日より全国販売スタート

 灰が出ず、ニオイも煙も少ないことから人気の加熱式たばこ。gloは昨年12月に仙台市限定で販売を開始し、好評を得たことから今年7月より東京、大阪、宮城県全域へと販売地域を拡大した。この3エリアでのシェア成長率は、他社製品を超えるスピードを誇るという。特に先行発売した仙台市においては、glo専用スティックであるケント・ネオスティック3銘柄の合計シェアは、紙巻きたばこを含む全銘柄の3.7%にものぼるそうだ。

発表会には同社副社長のピーター・シモンズ氏が登壇。gloの本体(デバイス)は、東京・大阪・宮城の成人喫煙者の10人に1人に購入されていると話す

 現在gloは、たばこ店やコンビニなど約1万3,000店で販売されているが、全国販売開始により、取り扱い店舗は約5万店に増える。本体のデバイスは在庫切れの店舗が目立つが、店舗数拡大によりこの問題の解決を図るとしている。

 また、東京・大阪・仙台で展開しているフラッグシップストアも、札幌・名古屋・広島・福岡に年内を目標に順次オープンする予定だという。1日の本体販売数量は限られるものの、フラッグシップストアでは本体の購入が見込めるだろう。

これは表参道にある東京のフラッグシップストア。今後は札幌・名古屋・広島・福岡を加えた7都市に旗艦店を置く予定だという

 全国販売スタートに伴い、新フレーバーのスティックを10月2日に発売する。バランスのとれた心地良い爽快感が楽しめる、なめらかメンソールの「ケント・ネオスティック・スムース・フレッシュ」を追加し、現行のレギュラータイプ1種、メンソールタイプ2種と合わせた4銘柄をラインナップする。

 さらに宮城県限定で新たに4銘柄を追加発売。全国販売の4銘柄とあわせて計8銘柄のスティックを展開する。これは先行導入した宮城県では、県内の成人喫煙者の3人に1人がgloを購入していることから、よりgloを楽しんでほしいとの思いからラインナップを拡充するとのこと。

 また、現在15都道府県のみ購入可能なオンラインストアでも、同日より全国販売をスタート。これを記念し、オンラインストア限定カラーの「プレミアム・コレクション」を3色発売する。各色1,000台限定で、毎月1色ずつ抽選販売予定。第1弾はブラックダイアモンドの結晶からインスピレーションを得た「カーボン」で、9月15日より抽選を開始するとしている。

全国販売に伴い、メンソールタイプの新銘柄「ケント・ネオスティック・スムース・フレッシュ」も発売
宮城県限定で、さらにレギュラー1種、メンソール3種の4銘柄を追加。宮城では合計8銘柄のスティックをラインナップする
オンラインストア限定カラーの本体も登場。各色1000台限定で、第一弾は漆黒の「カーボン」

 gloの全国展開でますます注目が集まる加熱式たばこ。今後の展望について、ピーター・シモンズ氏は次のように話した。

 「我々はこれまでも喫煙者・非喫煙者の共存を目指してきました。加熱式たばこはその一つとして今後さらに普及すると思います。加熱式たばこのマーケットリーダーはフィリップ・モリス社のアイコスですが、我々の成長スピードはそれを上回っています。たばこに限らずどのような市場でも、商品を購入するのは消費者の選択。より良い選択肢を提案するのが我々の使命です」

ピーター・シモンズ氏は、gloの成長スピードはアイコスを上回り、その差は縮まってきていると話す。「このまま成長を続け、いずれはマーケットリーダーの座を獲得したい」と意欲を見せた