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三菱重工、ニーズの高いモノトーンカラーを採用した加湿器「roomist」

 三菱重工冷熱は、加湿器「roomisut(ルーミスト)」の2017年モデル全8機種を9月1日から順次発売する。スチームファン蒸発式が5機種で、価格は19,000円~61,000円(税抜)、ハイブリッド加熱気化式が3機種で、価格は30,000円~40,000円(同)。

スチームファン蒸発式5機種

スチームファン蒸発式は、木造和室6畳向けの350mlタイプ「SHE35PD」など5機種

 スチームファン蒸発式は、毎時加湿能力350mlタイプの「SHE35PD」2色のほか、国内唯一となる同600mlタイプ「SHE60PD」2色、同1,200mlタイプの「SHE120PD」の計5機種をラインナップ。350mlタイプと600mlタイプは、ニーズの高いピュアホワイトとブラックのモノトーンカラーをラインナップした。

 上記5機種には、水に含まれるミネラル分などの堆積物「スケール」の付着を抑えるイオンフィルターを標準装備。またプラズマイオンを放出し、ウイルスや浮遊菌を抑制する「とびだし除菌」、特殊フィルターで細菌やカビをキャッチして抑制する「つかまえ除菌」を合わせた「プラズマW除菌」機能を搭載した(350mlタイプはつかまえ除菌のみ)。

 さらに蒸発布が吸い上げた水だけをヒーターで加熱して蒸発させる独自の加湿方式を採用しているため、転倒しても熱湯がこぼれず、ヤケドの心配がないのも特徴。運転開始から約1分で立ち上がるほか、350mlタイプは、最大消費電力250W、運転音27dBと、同じ方式・加湿能力の製品の中で、最も電力消費が少なく静かだという。

ハイブリッド加熱気化式3機種

ハイブリッド加熱気化式は、木造和室8.5畳向けの500mlタイプ「SHK50PR-W」など3機種

 ハイブリッド加熱帰化式加湿器3種類は、毎時加湿能力500mlの「SHK50PR-W」、700mlの「SHK70PR-W」、850mlの「SHK90PR-W」の3機種を用意。いずれもプラズマW除菌機能を搭載した。

 同方式は、水を含んだフィルターにファンで風を送り加湿する「気化式」と、水を含んだフィルターにヒーターで温めた温風をあてて加湿する「加熱気化式」を組み合わせたもの。湿度が低いときは加熱気化式で素早く加湿し、設定湿度になると気化式に切り替わり、加湿量を調整する。

 湿度に合わせて2通りの方式を自動で切り替えるため、電気代の無駄を大幅に抑制できるほか、ヒーターがオフになる「エコ運転」に設定すると、消費電力は通常運転時の約90%減になるという。

 ハイブリッド加熱気化式加湿器全機種で、三菱電工サーマルシステムズ製ビーバーエアコン(SRK-SVシリーズ)との連動運転機能を搭載。エアコンのセンサーによる湿度検知に基づき、運転・停止の信号が加湿器に送られ、設定湿度をコントロールする。

 あわせて、スチームファン蒸発加湿器のEC向け4機種も同時に発売する。

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