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宅配ボックスで遊んでいて閉じこめられる事故に注意~国民生活センター

 独立行政法人 国民生活センターは、子供が宅配ボックスで遊んでいて閉じこめられたという事故があったことを発表した。

 7歳の男児が「友人とかくれんぼをしていて、マンションのエントランスに設置されている宅配ボックスに隠れた。その後、何らかの原因で宅配ボックスの鍵がかかり、出られなくなってしまった」、5歳の男児が「兄と自宅マンション内の宅配ボックスで遊んでおり、扉を閉めた際、自動的に鍵がかかってしまい出られなくなった」など、平成24年以降、東京消防庁管内で同様の事故が3件発生しているという。

 国民生活センターでは、宅配ボックスは人目に付きにくい所に設置されている場合があり、長時間見つからずに放置される恐れがある。特に夏場は気温が上昇し、熱中症などの重大事故に発展する恐れがあり危険だと指摘する。子供には事故の危険性を教え、宅配ボックスで遊ばないよう注意するようにとアドバイスする。