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FCバスなど大型車両に対応した「イワタニ水素ステーション 東京有明」をオープン

 岩谷産業は、3月16日に「イワタニ水素ステーション 東京有明」の開所式を行なった。燃料電池バス(FCバス)普及拡大へ新たな取り組みを進めるとしている。

イワタニ水素ステーション 東京有明

 今回オープンした水素ステーションは、FCバスなど大型車両に対応するため、液状の水素をポンプで直接圧縮する次世代の昇圧設備を備えている点が特徴。コンパクトかつ高効率で、連続充填が可能なだけでなく、将来的に極低温ガスの冷熱を利用することで、冷凍機負荷の大幅な低減が見込めるという。

 所在地は東京都江東区有明1-8-5、敷地面積は約3,200平方m。液化水素貯槽、液化水素ポンプ、高圧蓄圧器、ディスペンサーなどの主要設備を備える。充填時間は燃料電池自動車(FCV)1台あたり3分、燃料電池バス1台あたり15分。充填圧力は82MPa(メガパスカル)