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冷え性の人が約6割。暖房器具使用率1位はエアコン~リンナイ調査
2017年1月17日 10:28
リンナイは、首都圏の20代~40代の男女計400名を対象に「冬場の冷えと暖房事情」に関する意識調査を実施した。調査によると、冷え性の人が約6割いたほか、冬場に使用する暖房器具の1位はエアコンだった。
まず「冷え性」に関しての調査では、全体の約6割が冷え性という結果になり、男女別では男性の約4割、女性の約8割が冷え性と回答している。また、最も冷えていると感じる部位については、85%の人が「足先」、60%の人が「手先」と回答。「末端冷え性」の人が多くいることがわかった。
あわせて行なった冬場の暖房器具として使用している器具についての調査では、「エアコン」が68%で1位となり、次いで「こたつ」26%、「電気ストーブ」25%、「ホットカーペット」23%という結果になった。
一方、「満足度の高い暖房器」についての調査では「ガスファンヒーター/ストーブ」が94%と最も多く、続いて「床暖房」92%、「ホットカーペット」89%という結果になった。また各暖房器具の満足度の高いポイントとして挙げられたのが、「足元の暖かさ」、「暖まる早さ」、「手間がかからない」などの項目だった。
リンナイでは、末端冷え性が多い中、「足元の暖かさ」が満足度を上げるポイントになったとみている。一級建築士でインテリアプランナーの佐川旭先生は、快適暖房のポイントとして、室内の暖かさを外に逃がさないようにする「効率の良い暖房計画」、「進化する住環境に合わせた暖房選び」、床の冷たさが体のストレスになるとして「居心地の良さは足裏から」、「快適環境は室温を床温度のバランスが大事」と4つのポイントを挙げる。