東芝は、神奈川県横須賀市に所有する植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」を、12月末に閉鎖することを発表した。あわせて、レタスなどの野菜生産および販売も終了する。
同工場は、2014年5月に建設が始まり、同年11月に野菜生産を開始した。菌の侵入を制限したクリーンルームで野菜を作り、鮮度が求められるカット野菜やサラダ用をターゲットとして、スーパーやコンビニ、飲食業者にむけて出荷していた。
閉鎖の理由には、注力領域の選択と集中が挙げられている。なお、植物工場向け機器やシステム販売の工場ソリューション事業については、今後も継続していくという。