ニュース
オムロン、正しい姿勢で測れているかをチェックできる上腕式血圧計
2016年9月7日 16:34
オムロン ヘルスケアは、腕を通すだけで正しい測定姿勢をとりやすい上腕式血圧計「HEM−1021 スポットアーム」を9月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後(税抜)。
画面でお知らせする「測定姿勢チェック表示」を搭載した上腕式血圧計。腕を通した可動式腕帯(腕を通す部分)の角度から、正しい姿勢がとれているかを判断し、液晶モニターの左上に表示する。これにより、前かがみの姿勢で腹圧がかかることで生じる測定誤差を防ぐという。また、血圧値とともに姿勢チェックの結果も記録され、測定後に正確な姿勢で測定した値だけを確認することができるという。
血圧を正確に測るには、腕帯が心臓の高さで、背筋をまっすぐ伸ばし、前かがみにならないことが大切だという。同機は、可動式腕帯の角度から、ユーザーの姿勢を推定。正しい角度になると、液晶表示部に表示される黒色のマークが中央の黄色の部分に移動する。この表示により、正しい姿勢で測れているかが、ひと目で確認できるという。
朝と夜に測定した測定値を自動で識別して個別に記録・管理。それぞれ1週間の平均値を表示することができる。ユーザー2人までのデータを90回分、保存可能。
特に、朝に測定した血圧の1週間の平均値が、家庭血圧の基準である「最高血圧135／最低血圧85mmHg」を超えた場合には「早朝高血圧マーク」が点灯するので、早朝高血圧の早期発見に役立つとする。
本体サイズは179×246×211mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約1,600g。電源は単二形乾電池4本。電池寿命は約300回まで。測定範囲は、圧力0～299mmHg 、脈拍数が毎分40～180拍。適用腕周範囲は、17〜32cm(上腕中央部)。
姿勢チェック表示を省略した下位モデルを同時発売
正しい姿勢チェックの表示を省いた「上腕式血圧計 HEM-1011 スポットアーム」を同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,800円前後(税抜)。
