ニュース

パナソニック、ドリップ方式や豆の挽き方を選べて好みの味にできるコーヒーメーカー

 パナソニックは、ドリップ方式を切り替えられる全自動コーヒーメーカー「NC-R400」「NC-R500」2機種を9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、20,000円前後(税抜)、22,000円前後(同)。

左:「NC-R400」右:「NC-R500」

 容量680mlの全自動コーヒーメーカー。ドリップ方式や豆の挽き方を切り替えられ、好みの淹れ方でコーヒーを楽しめる点が特徴。

 ドリップ方式は、バスケットのドリップ切り替えレバーで変更でき、シングルドリップとダブルドリップから選べる。

 シングルドリップは、本体上部のドームにためた熱湯で一気に抽出する「蒸らして一気ドリップ」を採用。シャワー状に注がれることで、粉全体に熱湯がまわり、再びお湯をためるインターバルで粉を蒸らす。

 ダブルドリップは、バスケット内でさらにお湯をためて蒸らし時間を長くする方式。濃いコーヒーが抽出でき、ミルクに合うコーヒーが楽しめるという。

シングルドリップはドームに熱湯をためて一気に抽出する「蒸らして一気ドリップ」方式
ダブルドリップは、バスケットでさらにお湯をためて蒸らし時間を長くする

 豆の挽き分けは、濃いめの「中細挽き」と、すっきりした「粗挽き」の2通りから選択可能。ミルスイッチを押している間カッター部が回転し、挽き加減を調節できる。挽き加減は「挽き分けミルサイン」で確認でき、5回の点滅で粗挽き、7~8回の点滅で中細挽きになる。

 また、NC-R500のみ、コーヒー油分の風味も楽しめるようになるステンレスフィルターが付属。バスケットにセットすることで、うまみ成分の1つであるコーヒーの油分を直接落とせるという。

ミルサインのランプの点滅回数で挽き加減を確認できる
「ステンレスフィルター」を使うことでコーヒーの油分の風味が楽しめるという

 運転コースは、「マイルド/リッチ/アイス」の3つを用意。アイスコースのみ、抽出終了後の自動保温がオフになる。

 NC-R500の本体サイズは245×170×300mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.3kg。計量スプーン、ペーパーフィルター、ステンレスフィルターが付属する。カラーはブラウン。

 NC-R400は、機能、本体サイズともにNC-R500と共通。ステンレスフィルターが付属しないモデルとなる。カラーは、カフェオレとレッドの2色を用意。

「NC-R400」カフェオレ
「NC-R400」レッド