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パナソニック、厳選された生豆を自宅で焙煎する新サービス「The Roast」の受注開始

 パナソニックは、コーヒ焙煎機と生豆をセットで販売するコーヒーサービス事業「The Roast」の受注を開始した。4月13日より、順次発送を予定している。パナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store」で購入可能。

 焙煎機の本体価格は10万円(税抜)。生豆パックの価格は、3種セットが月額5,500円、2種セットが月額3,800円(同)。1年間の契約コースとなり、12回に分けて定期頒布される。生豆は1袋200g入り。

コーヒ焙煎機と生豆をセットで販売する「The Roast」

 「スマートコーヒー焙煎機 AE-NR01」は、コーヒー豆の焙煎具合を、iPhoneなどのiOS端末で調節する家庭用焙煎機。専用の生豆をセットして、「蒸らし/煎る/冷ます」までの工程を行なう。

 スマートフォンと本体はBluetoothで連携し、アプリから操作する。生豆のパッケージに記載されているQRコードを読みとると、その豆に最適な焙煎プロファイルを表示。送信ボタンを押すと焙煎がスタートする。アプリの対応端末は、iOS搭載端末のみ。

 生豆は、世界中の豆から季節ごとの4つのテーマに沿ったものがセレクトされ、月に一度送られてくる。毎月注文する必要がなく、自宅にいながら世界中のコーヒーが楽しめるという。代金は登録したクレジットカードから毎月決済され、登録住所に届けられる。

専用の生豆
季節ごとの4つのテーマに沿って、月に一度送られてくる
焙煎具合や経過時間などは専用アプリで確認可能
焙煎されたコーヒー豆

生豆の配送休止や追加購入もできる

 生豆の定期頒布は1年間の契約コースになるが、途中解約も可能。毎月10日までにフォームから連絡すると、当月分から解約できる。ただし、解約時点で支払いが6カ月分の代金に満たない場合、解約手数料5,000円(税込)が掛かる。13カ月以降はいつでも解約可能。

 また、配送の一時休止にも対応する。3カ月先までの生豆の配送を休止でき、長期不在時や生豆が消費できない場合など、マイページから休止の登録が可能。

 このほか、定期頒布コースも契約期間中に変更できる。コースは、「生豆2種」「生豆3種」が用意されている。生豆の追加購入もでき、「ブラジル」「エチオピア」「コロンビア」「インドネシア」「グアテマラ」「タンザニア」の6種類を用意し、専用アプリから注文可能。いずれも1パック200gで、価格は1,900円~2,100円(税抜)。