光る貯金箱など東京スカイツリー関連製品が登場

 おもちゃの見本市「東京おもちゃショー 2011」が、6月16日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は19日までの4日間。前半2日間は商談見本市で一般の入場が制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半が9時半から18時まで、18日は9時から17時まで、19日は9時から16時まで。


 東京都墨田区に建設中の電波塔「東京スカイツリー」。全高は634mで、自立式鉄塔として世界第1位の高さになる。全面開業は2012年5月22日を予定しており、新しい東京のシンボルとして期待されている。今回のおもちゃショーではその期待を反映し、スカイツリーの関連のグッズが目立った。

暗闇で光る、500分の1サイズのスカイツリー貯金箱

東京スカイツリーバンク634

 ウィズの「東京スカイツリーバンク634 夜光Ver.」は、本体が蓄光素材で、暗い場所で光る貯金箱。日光や蛍光灯で光を蓄え、暗闇で発光するという。8月発売予定で、予定価格は3,500円。

 本体の高さは、本物のスカイツリーの500分の1となる126cm。本体は上段、中段、下段に分けて取り外しできるができる。

 500円玉を使って貯金した場合、高さ約25cmまで貯まると、合計額が63万4千円を超えるという。

 なお、本体が蓄光しないタイプの「東京スカイツリーバンク634」が既に発売されており、こちらの価格は2,980円。いずれも電源は不要。

「東京スカイツリーバンク634 夜光Ver.」はパネルでの紹介だった硬貨は展望台の部分から投入する本体は上段、中段、下段に分けて取り外しできるができる

 

約10パターンのイルミネーションが楽しめる、1,000分の1サイズのスカイツリー

「1/1000東京スカイツリー」

 ジョイパレットの「1/1000東京スカイツリー」は、約10パターンのイルミネーションが楽しめるスカイツリーの模型。発売は8月を予定しており、予定価格は17,157円。

 台座部を含めた本体サイズは、約200×175×650mm(幅×奥行き×高さ)。高さは、実物の1,000分の1で、約634mmとなる。

 発光パターンは、実際のスカイツリーの発光パターンを再現した水色と紫の2パターンに加え、オリジナルのグラデーション発光が約8パターン用意される。クリスマスなど、季節に合わせた発光色も用意しているという。電源は、ACアダプターを使用する。


 

扇風機や積み木などのスカイツリー関連玩具も

 ジョイパレットのブースではこのほかにも、スカイツリーをかたどった子供用の玩具も紹介されていた。

 携帯式扇風機「ハンディせんぷうき」は、首からぶらさげて持ち運べる、子供向け扇風機。本体にはネックストラップが付属し、首にかけて使用できる。本体全面にはON/OFFスイッチが付属。ワンタッチで羽根を動作/停止させることができる。

 羽根には柔らかいポリウレタン素材を使用。子供が使用した時の安全面に配慮されているという。発売は6月下旬を予定しており、予定価格は1,260円。電源は単三乾電池1本。

「ハンディせんぷうき」電源をいれたところ

 また、スカイツリー型の玩具「けんせつ東京スカイツリー」も注目を集めていた。近日発売予定で、予定価格は4,725円。

 スカイツリーを自分で建設する気分が味わえる、子供向けの積み木のような玩具。本体は4つのパーツから成り、ほかに本体に取り付けられるクレーンも付属する。電源は不要。

「けんせつ東京スカイツリー」本体は4つのパーツから成り、ほかに本体に取り付けられるクレーンも付属クレーンでパーツを吊り上げることもできる


(本誌:小林 樹)

2011年6月16日 14:41